- 「ライティングを仕事にしてみたい」
- 「自分の作品で勝負してみたい」
このように考える方は少なくないと思います。
しかし、いざ挑戦しようとすると、何から始めればいいのかわからないものです。
そこでこの記事では、初心者ができるライティングのお仕事について解説します。
初心者がライティングのお仕事を得る方法や、スキルを高める方法、おすすめのライティングツールもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
初心者でもライティングを仕事にできるのか？
結論から申し上げると、初心者でもライティングを仕事にできます。
ライティングに関する仕事にはとくに国家資格がないので、今すぐにでも小説家やライター、エッセイストなどと名乗ることも可能です。
ただし、最初からライティングの仕事を見つけるのは難しいでしょう。
質を求められない仕事なら得られるかもしれませんが、各分野の第一線で活躍しようとするのなら、それぞれの分野に応じたスキルと経験が求められます。
初心者でもなれるライティングのお仕事の種類
では、ライティングのお仕事にはどのような種類があるのでしょうか。
以下、解説していきます。
記者
事件、政治、経済、芸能などの多様な分野について調査し、新聞や雑誌など主にマスメディアでライティングする仕事です。一般的に最初は新聞社や雑誌社の社員として活動します。
Webライター
インターネットに公開される記事をライティングする仕事です。ニュースからエンタメ、コラム、商品レビューなどジャンルは幅広く、初心者も挑戦しやすい仕事が多くあります。
小説家
物語をライティングする仕事です。いきなり書籍出版するのはハードルが高いですが、最近は小説投稿サイトのような初心者でも作品を発表できる場は増えています。
脚本家
映画や舞台、ドラマなどの脚本をライティングする仕事です。いきなりマスメディアで活躍するのは難しいですが、小規模な劇団であれば経験の浅い方も募集していることがあります。
エッセイスト
個人的な経験や見解についてライティングする仕事です。SNSやブログで初心者も気軽に発信できる時代なので、読者が集まれば広告収入や企業案件を得られることがあります。
コピーライター
企業の商品やサービスの宣伝文をライティングする仕事です。テレビや雑誌、Webなどさまざまなメディアでニーズがあり、とくにWeb関係では初心者可の仕事が見つけられます。
ゲームシナリオライター
ゲームのシナリオをライティングする仕事です。プログラミングやグラフィックなどゲーム制作に関する知識をもっていると、ライティングが初心者でも優遇されることがあります。
翻訳家
小説や論文、映像など外国語で書かれたメディアを日本語でライティングする仕事です。語学力を前提とした作業なので、語学力が高ければ初心者でも比較的仕事を得やすい分野です。
初心者がライティングでお仕事を得る方法5選
次に、初心者がライティングで仕事を得るための方法を解説します。
クラウドソーシングサイトを活用する
とくに初心者が仕事を得やすいのはクラウドソーシングサイトです。初心者可の案件が豊富で、報酬の受け渡しの仕組みもしっかりしていて安心して仕事できます。
メディア・制作会社に応募する
記者なら新聞社や雑誌社、脚本家なら映画会社や劇団などメディア・制作会社に直接応募するという方法もあります。ただし、実績がない状況で採用を勝ち取るのは困難です。
自分の作品を発表する
とくに小説家の場合では、初心者はまず小説投稿サイトや公募新人賞に作品を発表するのが一般的です。高い評価を得られると出版社から書籍出版の依頼がくることがあります。
自分でメディアを運営する
ブログやSNSなど自分でメディアを運営して、作品を発表するのも一つの手です。読者を集められれば広告をつけられたり、企業やメディアから案件が得られたりもします。
セミナーや交流会に参加する
各業界のセミナーや交流会に参加して、交友を広げると仕事を紹介してもらえることがあります。業界関係者からの依頼であれば、初心者でも条件のいい仕事を得やすいです。
初心者がライティングスキルを高める方法3選
いざ仕事が見つかっても成果が出せないと次にはつながらないので、仕事が得られたときのために初心者がライティングスキルを高める方法もご紹介します。
文章がうまい人の作品を読む
ライティングスキルを高めたいのなら、まず文章がうまい人の作品を読みましょう。
読みやすい文章、意図が伝わる文章にはそれぞれよく使われている語彙や文法、フレーズがあり、それらを真似ることがスキルを高める近道です。
PDCAサイクルを回す
文章がうまい方の作品を真似るときは、PDCAサイクルを実践してみてください。
PDCAとはPlan（計画）・Do（実行）・Check（評価）・Action（改善）の頭文字を取ったもので、この順番に繰り返すことで品質を改善していく手法です。
たとえば、誰かの作品を漠然と真似るのではなく、どの語彙や文法、フレーズを真似るのかを計画的に実践、読者の反応を計測して、次のライティングに活かします。
このPDCAを回すほど、ただの真似ではなく、自分のスキルとして身につくでしょう。
第三者に作品を評価してもらう
作品は自分のなかで完結させるのではなく、第三者に評価してもらうことも大切です。
家族や友人でもいいですが、身近な人では本音を聞きづらいので、小説投稿サイトやブログに投稿して赤の他人の読者にも評価してもらうことをおすすめします。
厳しい意見も多いと思いますが、目を背けず耳を傾けることでスキルをさらに高められます。
初心者におすすめなライティングツール「idraft（アイドラフト）」
ライティングはPCのWordやメモ帳、あるいは紙とペンでもできますが、より快適な環境で作業したいのならツールにはこだわることをおすすめします。
そこで、初心者におすすめしたいライティングツールをご紹介します。
それが、goo辞書が提供するライティングツール「idraft」です。
「idraft」は、小説家からWebライターにいたるまで45万ダウンロード（2023年1月時点）もされている、ライティングに携わる方々に人気のライティングツールです。
App store：https://idraft.onelink.me/rbat/hduopvl1
Google play ：https://idraft.onelink.me/rbat/j1wp7ak3
無料プランからライティングに便利な機能が豊富
「idraft」には無料のスタンダードと、月額180円（税込）～のプレミアムの2つのプランがあるのですが、スタンダードでもライティングに必要な機能が揃っています。
- 下書きとなる文章の作成
- 辞書検索
- 辞書検索の条件設定（前方一致、完全一致）
- 校正機能（誤字脱字と表記ゆれ）
- 言い換え機能（類語を提案）
- 書式チェッカー（文や記号を規定のルールに則って文章作法をチェック）
- クイックキーボード（記号や括弧を素早く入力）
- 言い換え、校正、検索の範囲指定機能
- フォルダ作成機能
- フォルダの並び替え機能（作成日昇順/降順、タイトル昇順/降順、更新日昇順/降順）
- 下書き、フォルダのクラウド保存機能
- 下書きの自動保存、オートセーブ
- 下書きの手動保存
- 下書きの文字数カウント
- 下書きの並び替え機能（タイトル昇順/降順、更新日昇順/降順）
- 文字サイズ変更機能
- フォント変更機能（ゴシック、明朝）
- Undo、Redo 機能
- 下書きの本文コピー機能
- 下書きの移動、削除
- 下書き内の文字の検索
- オフラインでの文章作成、編集
- 横画面対応
- ダークモード対応（主要画面、iOS 13以降）
- SNS共有（Twitter、Facebook、Evernoteなど）
ワンタップで文章の校正もできる
中でも、「idraft」で便利な機能が、校正機能です。
誤りやすい日本語やら抜き言葉、重複表現などの誤字脱字や類語、表記のゆれなどを高い精度でチェックしてくれる上に、提案された言葉をタップするだけで文章を修正できます。
「idraft」が1つあれば、ライティングから校正までワンストップでできるわけです。
まとめ
この記事では、初心者でもできるライティングの仕事についてまとめてきました。
第一線で活躍するにはスキルと実績が必要なので、決して簡単なことではありませんが、ライティングを仕事にすること自体は難しいことではありません。
地道にスキルと実績を積み重ねれば、確実に身になるやりがいのある業界なので、「初心者だから……」と不安がらずに、ぜひ一歩踏み出してみてください。
執筆ライター：堀本一徳
