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同人小説にオススメのフォント6選!フォントの選び方や注意点とは

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2023-01-31 コラム

同人小説を執筆する際に読みやすいフォントはなにか迷った経験はありませんか。
一般的なフォントにすれば無難な形式に仕上がりますが、没個性的すぎてもよくない気がしますよね。
同人小説に使うフォントは細かく定められているわけではなく、作家の好みや意図を反映できるポイントです。
しかし、フォントによっては文章の印象に影響を与える可能性もあるため、慎重に選択する必要があります。
この記事では、同人小説にオススメのフォント6選と、フォントの選び方や注意点を紹介します。

同人小説のフォントは「明朝体」が基本?

同人小説で一般的に使用されるフォントは、「明朝体」です。
しかし、だからといってすべての同人小説が明朝体を使わなければいけないわけではありません。
明朝体が良く用いられるのは、多くの小説や文庫本で用いられる字体だからであり、読書に親しむ人にとって読みやすいからです。
明朝体は、堅い内容であっても馴染む権威あるフォントで、文章の信頼度が増す効果があります。
一方で、ポップな内容の同人小説を書く作家にとっては、作品の雰囲気にマッチせず違和感を覚えることもあるでしょう。

【OS搭載&無料】同人小説にオススメのフォント6選

OS搭載の無料オススメフォントはこちらの6つです。
・游明朝
・ヒラギノ明朝
・MS明朝
・源暎こぶり明朝
・源暎ちくご明朝
・しっぽり明朝
さっそく、詳しく紹介していきます。

游明朝

明朝体の中でも最も一般的なフォントである游明朝は、無難なフォントを使いたいという同人作家にオススメです。
文字のラインに強弱があるのが特徴で、文中にアルファベットの文字が含まれた場合でも日本語に馴染み、違和感なく使用できます。
游明朝は執筆業界に人気のフォントで使用者が多いため、フォントで悩みたくない人の最適解といえます。
反対に明朝体以外のフォントを利用すれば、他の同人作家との差別化を図れる可能性もあります。

ヒラギノ明朝

ヒラギノ明朝は、游明朝と並んで一般的な明朝体で、時代が変わっても流行り廃りのない安定した美しさが特徴です。
線同士の間隔が一定になるように細やかな調整がされており、そのおかげで文章を読む際のストレスが最小限に抑えられます。
漢字、ひらがな、カタカナの全体的なバランスがよく、優美な印象を与えるフォントです。

MS明朝

MS明朝はマス全体を大きく使った、はっきりした文字が特徴の明朝体です。
シンプルで癖がないため、フォントではなく文章に集中してもらいやすいフォントといえます。
マイクロソフトでは日本語入力の標準設定に定められている字体であり、信頼感ある見栄えの同人小説になります。
しかし、游明朝に比べるとやや細いため、行間の広い印刷では不自然に写ります。
また、英数字と組みあせたときに文字の細さが際立ってしまう可能性があるので、頭に入れておきましょう。

源暎こぶり明朝

源暎こぶり明朝は、縦書きで文章を印刷する際に読みやすい明朝体です。
1つ1つの字粒がはっきりしているため、長時間読み続けても疲れません。
また、低解像度の印刷や小型デバイスでも読みやすいように適度な字間があります。
英数字においても特別な癖がなく、日本人によって馴染みやすい文字になっています。
教科書のように素直な字体なため、小説の王道的見た目を目指す作家にオススメです。

源暎ちくご明朝

源暎ちくご明朝は、明治後期に生まれた活字から続く系譜にある明朝体です。
文芸で試用されることも多く、縦書きにきれいにフィットする特徴があります。
正方形の中にきれいに各文字が収まっており、画数の多い字と少ない字のバランスが崩れることがありません。
いわゆる「オールドスタイル」の字体であり、読書の邪魔にならない良い意味で存在感のないフォントです。

しっぽり明朝

しっぽり明朝は、日本語のもつなめらかな曲線を豊かに表現したフォントです。
とくに、ひらがなにおける優美で上品なラインは文章にふくよかな印象を与えてくれます。
漢字には範囲いっぱいに広がる雄大さがあり、表情豊かなひらがなに負けない強さがあります。
しっぽり明朝のまろやかな線は単体で見ると大げさなように思えても、文章になれば明朝体らしい尊厳が溢れます。

同人小説のフォント選びで注意すべきこと

同人小説のフォント選びは、基本的に自由であり自分の裁量で決められるものです。
しかし、フォントが読者に与える印象は意外と大きいもので、読者にストレスを与えず読みやすいものを選ぶ必要があります。
フォントを選ぶ際は、以下の4つの点に注意しましょう。

自分の小説の雰囲気に合っているか

フォントを選ぶ際に大切にしたいのは、自分の小説の雰囲気にマッチしているかどうかです。
小説の内容はポップで絵文字や記号を使っているのに、全体としては堅苦しいフォントを使っているとどうでしょう。
文章の雰囲気とフォントの雰囲気がマッチしていないと感じる可能性があります。
同人小説の中には、コミカルなテイストのものもあればシリアスなストーリーを展開しているものもあります。
自分の作品の傾向に合わせて、最も馴染んでいるフォントを見つけましょう。

商用利用可能かどうか

同人小説を発売する予定がある場合は、フォントの商用利用の可/不可に注意しましょう。売上が発生する同人小説の場合、商用利用が許可されていないフォントを使うとトラブルにつながります。
印刷する前に、フォントが商用利用かどうか確認しておきましょう。

縦書き対応フォントかどうか

日本語に対応しているフォントの中にも、縦書き対応していないフォントが存在します。
小説を横書きで印刷する場合は問題ありませんが、縦書き印刷の場合は必ず仕上がりを事前にチェックしましょう。
日本語の文字は字粒がそろっているため違和感がありません。
しかし、文中に挿入された記号や英数字など、縦書きになって見栄えが悪くなることも十分に考えられます。
納得できる質の小説に仕上げるためにも、細かい部分の確認が大切です。

PDF埋め込み可能かどうか

同人小説のフォントを決める際は、フォントがPDF埋め込みできるかを確認しましょう。
PDF埋め込みとは、使用しているフォント情報をPDF自体に埋め込み、デバイスに関係なく決まったフォントで文章を開ける機能です。
たとえば、Aというデバイスで〇〇フォントを使用していたとします。
Bというデバイスに転送して印刷しようとしたときに、Bというデバイスが〇〇フォントに対応していない場合、フォントは自動的に他のものに置き換えられてしまいます。
これを防ぐために、フォントのPDF埋め込みがあります。

同人小説を書くならフォントサイズにも注意

同人小説の仕上がりを意識するためには、フォントだけでなくフォントサイズにも注意が必要です。
フォントサイズの目安は、9~12ポイントです。
一般的には本のサイズが小さいと文字も小さくなる傾向にありますが、8.5ポイントよりも文字が小さいと読みづらくなってしまいます。
文庫本くらいの小さな印刷物では、8.5~9.5ポイントの大きさで文字が印刷されています。
文字が小さすぎると読みづらく、大きすぎてもページをめくる頻度が増えてしまいます。
気になる場合は一度試し刷りをしてみて、読みにくくないか確かめてみましょう。

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※PC版は「プレミアム限定」機能です。

まとめ

同人小説執筆のフォントは、簡単に見えて実は選択が難しく、見栄えだけでなく読者の受け取る印象にまで配慮する必要があります。
明朝体だけでも種類は豊富なので、小説の特徴に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
フォントが自身の小説にマッチしているかどうか、印刷前に必ず見栄えやバランスを確認しましょう。

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