![](https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/media/wp-content/uploads/2023/03/shutterstock_533640175-1-1024x572-1.jpg)
あなたはスマホとPC、どちらで文章作成をするのが好きですか?
好みは分かれると思いますが、外出先やスキマ時間で作業をするにはスマホのほうが手軽で便利ですよね。
スマホで文章を書いていると「書く作業に集中できない」「良い言い回しが見つからない」といった悩みが生まれます。
こういった悩みを解消してくれるのが、文章作成アプリ。
この記事では、スマホで使える無料の文章作成アプリ「idraft(アイドラフト)」の魅力を徹底解説していきます!
iPhoneとAndroidどちらにも対応しているアプリですので、ぜひご参考にしてください。
【スマホ版】無料で使える文章作成アプリ「idraft(アイドラフト)」
idraftは、スマホやタブレット向けの無料で使える文章作成アプリです。
文章作成にこだわった機能が豊富で、スマホでの作業が今まで以上にはかどること間違いなし。
idraftには無料版の「スタンダードプラン」、有料版の「プレミアムプラン」があります。
無料アプリで使用できる機能
まずは無料の「スタンダードプラン」で使える便利な機能について、詳しく見ていきましょう。
校正機能
idraftは辞書検索サービス「goo辞書」が開発したアプリで、goo辞書ならではの校正機能が大きな特長です。
「校正」ボタンから、「誤字脱字」「表記ゆれ」「書式チェッカー」を押すと、それぞれの項目を自動でチェックすることができます。
実際に「表記ゆれ」を確認してみましょう。
表記ゆれとは、「わたし・私」「こと・事」「引越し・引っ越し」など、1つの文章の中で同じ言葉の表記がばらついてしまうことをいいます。
表記ゆれがあると読みづらい文章になるため修正が必要ですが、文章が完成した後から直すのはなかなか面倒な作業です。
idraftでは文章を入力した状態で「表記ゆれ」をタップすると、修正候補を提案してくれます。
さらに、修正候補をタップするだけで統一したい表記に置き換えが可能です。
・ミスを確認する時間
・ミスを修正する時間
を省くことができ、作業効率が格段にアップしますよ。
また、校正機能とあわせて「言い換え」機能もあります。
「言い換え」をタップすると、入力された言葉の言い換え表現を提案してくれます。
こちらの言い換え機能も、候補をタップするだけで置き換えが可能です。
・表現の幅を広げたいとき
・適切な表現が見つからないとき
上記のようなシーンで役立ちます。
言い換え機能を使ってみると、「こんな表現もあったのか」と新たな発見があるはずです。
語彙を広げてもっと豊かな文章を書きたい、という方にはおすすめの機能です。
辞書機能
idraftは「辞書機能」も備えているため、文章を書きながら「goo辞書」で言葉の意味や使い方を調べられます。
執筆中に「言葉の使い方は合っているかな?」と、意味を調べることはよくありますよね。
Webで調べようとすると、
ブラウザーに移動→検索→辞書サイトを開いて…
と手間や時間がかかり、集中力が途切れてしまいます。
idraftなら、執筆作業から辞書検索までアプリ内で完結できます。手順は辞書ボタンを押すだけ。
瞬時に検索窓が立ち上がります。
ボタン1つでgoo辞書を検索できるため、調べものに時間を取られることもなく作業に集中できます。
下書き自動保存機能
idraftにはテキストを自動保存してくれる機能もあります。
画面上には保存ボタンもあるので、もちろん手動でも保存できるのですが、ボタンを押さずに画面を閉じてしまっても大丈夫。
文章はきちんと保存されています。
「保存ボタンを押し忘れてしまった」「誤って画面を閉じてしまった」といった場合でも心配ありません。
作業中にデータの保存に失敗し、絶望した苦い思い出は誰でもあると思います。
自動保存機能つきのアプリを使って、そんな経験とはサヨナラしましょう。
無料アプリでは使用できない機能
ここまではidraftの無料版「スタンダードプラン」の機能を紹介してきました。
続いて、さらに豊富な機能が使えるようになる月額180円(税込)~の有料版「プレミアムプラン」についてご紹介します。
1か月無料でお試しもできるので、ご興味のある方はぜひ利用してみてくださいね。
PC版の利用
プレミアムプランでは、Windows・Mac対応の「PC版」が使えるようになります。
クラウド同期機能でデータをクラウドに保存して、出先ではスマホ、家ではPCで執筆を進めるという使い方も便利です。
プレミアムプランではさらに、同期端末台数も無制限(無料版は2台まで)ですので、PC、スマホ、タブレットなど複数端末で作業したい方にピッタリです。
小説モード
プレミアムプランは、小説などの長い文章を書く方向けの機能も充実しています。
「執筆モード」から「小説モード」を選択すると、小説用のルールに則った文章チェック、記号入力ができます。
小説モードの書式チェッカーは、「行頭を字下げする」「カッコの閉じ忘れをチェック」「数字を漢数字にする」などの小説執筆時に便利な項目が搭載されています。
それぞれの項目はON・OFFできるので、自分が確認したいと思うポイントをカスタマイズして校正できるのも嬉しいポイントです。
さらに小説モードでは、小説執筆でよく使う記号を画面下部のクイックキーボードに常時表示。
カッコ入力もワンタップで可能になります。
定型文の設定
定型文機能もプレミアム限定です。
よく使う文・単語を登録しておけば、ワンタップで呼び出し・入力できます。
特に固有名詞は変換が面倒なものもありますが、定型文に登録すれば、入力もスムーズに進みますね。
おすすめの使い方
ここからはidraftが役立つ、文章作成シーンでのおすすめの使い方を紹介していきます!
ブログやSNSの文章作成
ブログやSNSで投稿をするとき、それぞれのアプリの下書き機能を使っている方も多いと思います。
そのまま投稿できるという点では楽ですが、入力をして一発で投稿することは意外と少ないですよね。
さらに外国のSNSアプリで日本語を長く入力すると、すこし見づらさを感じてしまいます。
idraftで文章作成をすると、画面上部にはリアルタイムで文字数が表示されるため、字数が気になるブログやSNSの文章を書くときにも便利です。
自動保存機能もあるから、誤操作で文章が消えてしまう心配も不要。
SNSアプリの下書きに入力するより、格段に作業しやすいはずです。
文章をidraftで完成させて、最後にSNSアプリに投稿するスタイル、おすすめですよ。
長い文章の作成・小説執筆
校正機能・言い換え機能・辞書機能や小説モードが搭載されており、小説などの長い文章や複雑な文章の執筆をしっかりサポートしてくれます。
「文章を書きたい」という強い気持ちがあっても、自分ひとりで書いていると、どのように書いたら良いのかわからなくなって、作業が中断してしまうということもあると思います。
idraftの各種機能を使って、ブラッシュアップしながら執筆していけば、自分の文章が作品として完成していく実感も湧くはずです。
小説を書く方はもちろん、ライターさんや、これから執筆をしてみたいという初心者の方が一歩踏み出してみるのにもピッタリのアプリです。
メールの文章作成
多機能なidraftですが、メールのような軽めの文章を作成するのにもおすすめです。
画面構成はメモ帳のようなシンプルさ。
用途によっては「多機能なメモ帳」として便利に利用することも可能です。
まずは文章を入力してみて、ちょっと気になったときに校正ボタンを押す。
これでメール作成での誤字脱字を防げます。
充実した機能をあえて駆使せずともOK、手軽に使えるところもありがたいですね!
スマホで使える無料文章作成アプリ「idraft」の魅力
「goo辞書」の提供するスマホで使える無料の文章作成アプリidraftは、2020年7月のサービス開始から、ダウンロード数50万を突破(2023年6月時点)。
これまで紹介してきた通り、以下の機能が魅力的なサービスです。
- 校正機能・・・誤字脱字、表記ゆれを検知してくれる
- 辞書機能・・・goo辞書を搭載
- 保存機能・・・自動保存してくれるから安心
機能は随時アップデートされているので、これからの進化にも期待できるアプリです。
まとめ
スマホでの文章作成には、無料で使える文章作成アプリ「idraft」がとても便利。
goo辞書ならではの辞書機能・校正機能がついていて、手軽なメール作成から、小説などの本格的な執筆までマルチに活躍してくれます。
有料版なら、さらに拡張された機能も利用可能。
スマホでの文章作成を効率的に進めたい方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
執筆ライター:なかむら