コロナ禍を経て、趣味の形が以前に比べて変容する中、「小説を書く」ことに関心を持ちはじめた人も多いのではないでしょうか。
読書が好き、文章を書くことが好きなど、入り口は人それぞれでしょう。
自分のアイデアを文章に書き起こすのはクリエイティブな趣味であり、新しい世界に出会える可能性を秘めています。
しかし、初めて小説を書く人にとっては何から手をつけていいかわからず、不安を感じる方も多いはずです。
そこで、この記事では趣味で小説を書きたい人に向け、執筆の始め方やオススメアプリを紹介します。
趣味で小説を書くのはオススメ？その理由とは
趣味で小説を書くのは難しいのではないかと思う方も多いでしょう。
実際、すべてのストーリーを組み立てて文章にするのは簡単ではなく、全体的にまとまりのある作品を書くのは容易ではありません。
しかし、趣味で小説を書くことにはプラスとなるメリットもたくさんあります。
それでは、趣味で小説を書くことのメリットを紹介していきます。
お金をかけず手軽にできる
小説の執筆はお金のかからない趣味です。
作品のアイデアは自分の頭の中にあるため、必要なのはアウトプットできるツールのみです。
一般的な趣味は、始める前に道具を揃える必要や交通費がかかることもありますが、小説を書く趣味はお金をかけずに始めることができるので節約志向の人にぴったりといえます。
自分のペースで好きな時間に執筆できる
趣味で小説を書くメリットとして、自分のペースを保ちながら執筆活動を進められる点が挙げられます。
外出を必要とする趣味は、まとまった時間が必要だったり、施設が開いている時間に足を運ぶ必要があったりします。
しかし、小説の執筆は平日、休日、さらには昼間でも夜中でも好きなときに趣味に没頭できます。
また、小説を書くのは個人作業なので、他の人のスケジュールを気にする必要もありません。そのため、落ち着いて自分のペースを大切にしたい人にオススメです。
自分で物語を作る楽しさがある
小説を書くということは、自分の頭の中にある物語を形にするということです。
生活している中でパッとひらめいたアイデアを、文章として形に残せたら楽しいと思いませんか。
読書が好きな人の多くは、一度は自分で作品を作ることを考えたことがあるのではないでしょうか。
クリエイティブな活動は心を豊かにし、生活の質を高めてくれます。
小説を書くことは、創作活動の中でもっとも始めやすい趣味の1つといえます。
小説きっかけで趣味仲間ができる
小説の執筆を続けていると、SNSなどを通じて共通の趣味を持つ仲間が見つかることがあります。
かつては同じ趣味嗜好の人と出会うのは容易ではありませんでしたが、現在はSNSを通して比較的簡単にコミュニティーを作ることができます。
新しい友達を見つけたい人にとっては、趣味を通して交友関係を広げるのは有効な手段です。
一緒に趣味を楽しめる仲間が見つかれば、作品に関する意見やアイデアを交換し、励まし合って執筆活動に挑むことができるでしょう。
趣味で小説を書く｜執筆の始め方
趣味で小説を書く方法は厳密に決まっているわけではなく、基本的には自身の思う通りに作品を作ることができます。
しかし、初めての執筆で何から始めればいいのか分からないという方は、大まかな手順に沿って進めるのがオススメです。
小説を書くおおまかな手順について、見ていきましょう。
➀ジャンルを決める
まずは、小説執筆のためのジャンルを決めましょう。
小説のジャンルはさまざまですが、代表的なジャンルを紹介します。
・純文学
・大衆文学
・ミステリー小説
・恋愛小説
・青春小説
・SF小説
・ファンタジー小説
・ホラー小説
・ライトノベル
・時代・歴史小説
・ノンフィクション小説
・コメディ小説
趣味で小説を書く場合、まずはこの中から自身の書きたいジャンルに近いものを選択しましょう。
定義があいまいな内容であれば、厳密に区分する必要はありません。
ジャンルを決めることのメリットは、他の作品を読むことで執筆のヒントを得やすい点です。
一般的にジャンルごとにストーリーの大枠が決まっていることが多く、それを基にすれば比較的スムーズに物語を展開することができます。
➁プロットを作成する
プロットの作成は、小説を書くために大事な作業です。
作品は執筆する中で変化していくものですが、書きながら方向性に迷うことがないようにまずはプロットを作成します。
プロットとは、「話の筋」を要約したもので、小説を書くための設計図のような役割を果たします。
プロットには、「設定」「話の流れ」「重要なポイント」の3つを含みましょう。
これは、頭の中に散乱しているアイデアを言語化して明確に把握する効果があります。
ストーリーの大まかな「起承転結」を決めるのはこの段階で、作品を執筆している途中でもプロットを見返すことで向かっている方向性が正しいか確認する指針になります。
➂執筆を開始する
プロットが作成できたら、実際に執筆にとりかかります。
執筆の際には、手元にプロットを置いてすぐに見返せる環境にしておきましょう。
趣味で小説を書くために必要な時間は人それぞれです。
初めて執筆にとりかかるのではあれば、まずはボリュームの軽い作品から始めるとよいでしょう。
慣れていないうちに長編作品を手掛けると、作品の全体像を把握しづらく挫折してしまう可能性があります。
短くてもいいので、まずは1作品を完成させることを目指し、コツコツと筆を動かしましょう。
趣味で小説を書くなら何がオススメ？
趣味で小説を書く場合、文章を書くデバイスが必要になります。
手書きで小説を書く方法もありますが、途中で大幅な文章の入れ替えがあった場合など、大きく削除する必要があるときに混乱する可能性があります。
基本的には、PCやスマホなどのデジタルデバイスの使用がオススメです。
PC
PCを利用するメリットは、画面が大きく執筆の際に広い範囲の文章をチェックできる点です。
小説の執筆では、全体的な文章のバランスを確認する必要がありますが、PCであれば画面が大きいので見やすく作業もしやすいです。
また、画面を分割して、情報収集をしながら同時進行で執筆を進められるというメリットもあります。
しかし、同時にPC利用にはデメリットもあるので注意が必要です。
たとえば、PCを使い慣れていない人はタイピングに時間がかかる可能性があります。
そのため、PCをほとんど使ったことがない方にとっては最適な選択肢とはいえないでしょう。
タブレット
タブレットは趣味で小説を書くのに便利なデバイスの1つです。
PCに比べて軽量なので、自宅以外の作業でもストレスがありません。
電車内や狭いスペースであっても問題なく作業ができ、PCに比べるとポータブル性が高いのが特徴です。
画面も比較的大きいので文章全体のチェックもしやすく、改行やコピーペーストなどの作業も容易です。
タブレットを利用するデメリットは、PC同様、タイピングに慣れていない場合は作業に時間がかかってしまう可能性があることです。
スマホ
スマホはPCやタブレットに比べると小型で持ち運びに便利という特徴があります。
また、PCやタブレットとは異なり、ほとんどの人が所有しているため新しくデバイスを購入する必要もありません。
スマホに慣れている人にとっては、どこでも気軽に作業ができるのは大きなメリットといえるでしょう。
一方、スマホは画面のサイズが小さく、大きな修正作業や文章の全体像の把握には適していません。
さらには、小さな画面で長文を書くのに疲れてしまう可能性もあるので、頭に入れておきましょう。
趣味で小説を書くならアプリを使用するのがベスト
趣味で小説を書くためには、状況に応じて複数のデバイスを活用するのがオススメです。
移動中はスマホ、自宅ではPC、カフェではタブレットなど、複数デバイスで作業できればそれぞれのメリットを活かした執筆が可能です。
また、趣味で小説を書くなら小説執筆アプリを活用することで、よりスムーズな執筆作業ができるようになります。
小説執筆にオススメ「idraft（アイドラフト）」
小説を書く中で、表現が正しいか、より良い言い回しがないか迷ってしまうことあるでしょう。
同人小説の質を上げたい、より美しい文章を書きたいという人にオススメなのが、小説執筆サポートアプリ「idraft」です。
「idraft」はgoo辞書が提供するテキストエディタで、集中して執筆活動にあたりたいという作家をさまざまな形でサポートします。
「idraft」の主な特徴は、以下の4つです。
・ワンタップで文章がチェックできる
・書きながら辞書が引ける
・執筆がはかどる機能が豊富
・クラウド同期で複数デバイスが使える
「idraft」を使えば、書きながら文章の校閲ができたり、わからない単語の辞書を引いたりできます。
毎回他のアプリに移行せずにすべてが「idraft」内で完結するため、集中力を維持して執筆活動に向き合いたい人には理想的な環境です。
さらに、「idraft」では複数のデバイスをクラウド機能で接続することができます。
つまり、スマホ、タブレット、PCなど（※）をさまざまな場面に合わせて使い分け、デバイスが変わっても前回の続きから簡単に書き始められるということです。
同人小説執筆の精度高めたい方は、ぜひ「idraft」の無料アプリをダウンロードしてみてください。
※PC版は「プレミアム限定」機能です。
まとめ
小説は、お金をかけずに物語を作る楽しさを味わえる、とても魅力的な趣味です。
執筆を始めるためにはまずストーリー展開を決め、書きやすい環境を整えましょう。
小説執筆向けテキストエディタ「idraft」を利用すれば、ストレスなく集中して作家活動を始めることができます。
気になる方は、ぜひ無料版のアプリを試してみてください。
