小説を書いている皆さんにとって、テキストエディタ選びはお悩みの一つかと思います。
「ノンストレスで作業に集中できるようなテキストエディタを使いたい」
「たくさんのツールの中からどれを選べば良いかわからない」
と迷っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、小説執筆に適したテキストエディタをお探しの方に向けて
・小説執筆向けテキストエディタの選び方
・小説執筆に最適なテキストエディタ
をご紹介します。
さらに、後半では小説を書くときの注意点についても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
小説執筆向けのテキストエディタの選び方
小説執筆向けのテキストエディタを選ぶときには、次のポイントを確認しておきましょう!
・小説執筆に必要な機能があるか
・使いやすさ
小説執筆に必要な機能があるか確認
まずは小説の執筆に必要な機能が備わっていることを確かめましょう。
小説は数万文字の長い文章になるため、執筆後に間違いを見つけるのは大変な作業になります。
そのため、執筆時点から誤字脱字などのケアレスミスを防ぐことが大切といえます。
具体的には、以下のような機能があると間違いを防ぐことができますよ。
・日本語の誤用チェック機能:間違いやすい慣用表現などの誤りを自動検出してくれる機能
・誤字脱字のチェック機能:タイピングミスなどによる誤字脱字を自動検出してくれる機能
・表記ゆれチェック機能:「わたし・私」などの表記ゆれを自動検出してくれる機能
各種機能は「絶対に必要」というわけではありませんが、あると効率的に執筆を進めることができます。
さらに、入力中に文字数を表示してくれる「文字数カウント機能」や別の言い回しを提案してくれる「言い換え機能」なども小説の執筆には便利な機能です。
テキストエディタを選ぶときは「こんな機能があったら作業しやすいな」と考えながら探してみるとよいでしょう。
エディタの使いやすさを確認
使いやすさは具体的に以下の点を確認しましょう。
・長文を入力しても動作が重くならない
・必要な機能だけのシンプルな仕様(機能がありすぎると重くなってしまう・使いこなせない)
・執筆に集中できる仕様
テキストエディタは機能面だけでなく、自分にとって使いやすいものを選ぶ必要があります。
特に小説の執筆は長文になるので、長い文章を入力してもスムーズに動くという条件は重要です。
効率的な執筆作業のためには、起動が速く、入力した文字が素早く反映されるテキストエディタが理想です。
機能をたくさん備えたテキストエディタは便利ではありますが、重くなりやすいというデメリットもあります。
まずは文章の作成に特化した、シンプルな機能のテキストエディタを使ってみるのがおすすめです。
小説執筆におすすめのテキストエディタ「idraft(アイドラフト)」
小説を効率よく執筆したい方におすすめなのが「idraft」です。
idraftは、日本最大級の辞書検索サービス「goo辞書」が作ったテキストエディタ。
文章作成機能をメインに、goo辞書をベースとした「辞書検索」「校正」「言い換え」などの機能を搭載しています。
文章を入力しながら推敲までアプリ内で完結できるので、小説の執筆もはかどります。
2020年のサービス開始以来、なんと約3年で累計50万ダウンロード(2023年6月時点)を突破!
また、ユーザーアンケートでは75%の方が「小説の執筆に利用している」と回答しています。
(参考:2022年2月28日 NTTレゾナント株式会社 プレスリリース)
便利な機能を備えながらも、シンプルなUI(ユーザーインターフェイス)や軽量感のある操作性を併せ持っている点で高評価を得ています。
小説モードが特におすすめ!
さらに、idraftの有料プランでは小説執筆に最適な「小説モード」があります。
小説モードでは、小説に特化した文章の校正・記号入力が利用可能。
小説を執筆をしている作家さんには、ぜひ試していただきたい機能です。
小説モードでカスタマイズできる書式チェック項目は以下のとおり。
- 行頭を字下げする
- 行頭の開き括弧を字下げしない
- 三点リーダーを偶数にする
- 感嘆符・疑問符の後にスペースを足す
- 句読点の統一(、。/,. /,。)
- 括弧が対で使用されているか
- かぎ括弧を閉じる前の句点を自動で省略する
- 数字を統一(半角/全角/漢数字)
- アルファベットを統一(大文字/小文字/半角/全角など)
特に小説の執筆では、かぎ括弧を閉じる前の句点を省略してくれる機能は助かりますよね。
idraftは基本的な機能を無料で利用できますが、月額180円(税込)~のプレミアムプランに加入すると、さらに便利な機能が使えるようになります。
スタンダードプランとプレミアムプランの違いは以下の通りです。
プレミアムプランは1か月間、無料のトライアルもできますので、ぜひ試してみてください!
小説執筆時の3つの注意点
小説を書いてみたいという方や、小説の書き方で悩んでいる方に向けて、小説の執筆で注意が必要なポイントを紹介します。
プロットは詳細に作る
プロットとは、小説の構想のことです。
小説のあらすじだけでなく詳細な設定も含めた構想を広げておくと、行き詰まることなく物語を書き進められます。
プロットの作り方にルールはありませんが、いわゆる「5W1H」
①Who(誰が)
②When(いつ)
③Where(どこで)
④What(なにを)
⑤Why(なぜ)
⑥How(どのように)
以上の6つの要素を軸にしていくと考えやすいといわれています。
小説を書き始める前に、まずはプロットをしっかり練るところからスタートしましょう。
初めての小説執筆ではどこまでプロットを制作するか悩むと思いますが、細かい部分まで設定を落とし込んでおくに越したことはありません。
読み手の気持ちを想像して書く
小説を書くにあたって、書きたいことがたくさんあるのはよいのですが、独りよがりな展開にならないよう注意しましょう。
読み手の気持ちを想像することを忘れずに書いてみてください。
例えば「理解しやすい表現ができているか」「最後まで飽きずに読めるストーリーになっているか」など、時には自分の満足度とは別の視点から眺めてみるとよいでしょう。
信頼できる人に読んでもらって、読者目線のアドバイスをもらうのも1つの方法です。
表記ゆれや言葉の誤用に注意
小説の内容はもちろん大切ですが、文章上のミスにも気をつけましょう。
せっかくの面白いストーリーも、ミスがあると内容に集中できず興醒めしてしまいます。
よくあるミスとして挙げられるのが、表記ゆれや言葉の誤用です。
セルフチェックでもよいですが、校正機能のあるテキストエディタを利用すると、自分では気づけないミスを防ぐことができます。
さらに、テキストエディタを使用して執筆することで、修正の手間が大幅に省けるのは大きなメリットですよね。
便利なテキストエディタを利用しながらミスのない文章に仕上げましょう。
まとめ
小説を執筆するためのテキストエディタは、
・小説執筆に必要な校正機能があるか
・使いやすさ
などを基準に選んでみると、自分に合ったものを選びやすくなります。
本記事でご紹介した小説執筆時の3つの注意点、
・プロットは詳細に作る
・読み手の気持ちを想像して書く
・表記ゆれや言葉の誤用に注意
上記を参考に、ぜひ小説の執筆をスタートさせてみてくださいね。
小説執筆時には、無料で使えるテキストエディタ「idraft」をぜひ使ってみてください。
本記事が小説執筆作業の一助となりましたら幸いです。
執筆ライター:なかむら