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「初めて小説を書くけど、どうやって書けばいいんだろう」
「小説を書くときのコツやルールがあれば知りたい」
とお悩みの方へ。
小説は基本的な書き方を知っておく必要があります。頭に思い浮かんだことをそのまま書いて小説ができることはありません。
そこでこの記事では、小説の基本的な書き方やコツ、ルールについて詳しくお伝えしていきます。また、より効率よく小説が書けるようになるツールもあわせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
小説の基本的な書き方
小説は基本的な書き方を知っておくことが大切です。以下では、小説を書くときに意識しておきたいことをお伝えしていきます。
まずはプロットを作ろう
小説を書き始める前にプロットを作りましょう。プロットとは、小説の設計図のようなものです。
登場人物やストーリーの世界観、一連の流れを簡潔に短くまとめておきます。プロットを作っておくことで、ストーリーが進んでいく中でも矛盾が生じにくくなったり、登場人物の発言や行動に違和感が生じにくくなったりします。
初めのうちは時間がかかり大変かもしれませんが、プロットは小説全体のバランスを把握することにも繋がる大切な工程の一つです。
起承転結を意識しよう
小説は「起承転結」を意識することで統一感のあるストーリーを書くことができます。
「起」はストーリーの導入部分で、前提となる情報や登場人物の紹介などを書き、「承」はストーリーのメインになる部分で、次の展開に進むよう書きます。
「転」はストーリーの山場になる部分でクライマックスに向かって盛り上げ、最後の「結」では展開して盛り上がったストーリーを締めくくります。
「起承転結」は四コマ漫画のように四等分されるイメージがあるかもしれませんが、基本的に「起」と「結」は短く、「承」と「転」は長めで書かれています。
「浦島太郎」のような昔話だけでなく、「アナと雪の女王」のような誰もが知る映画も「起承転結」で構成されています。
小説全体のバランスも取りやすくなるので、ぜひ意識してみてください。
まずは短編から
初めての小説作成は、まず短編から書きましょう。一般的に小説は長くなるほど展開や登場人物が複雑化していきます。
慣れないうちに長編小説を書いてしまうと、最後の結末に辿り着けないまま諦めてしまう可能性が高いです。
まずは、経験値を積み上げるためにも、短編小説を多く書いてストーリーを完結させることをおすすめします。
小説を書くときの基本的なルール
小説で書く文章には基本的なルールがあります。意外と知られていないものもあるので、ぜひ参考にしてください。
段落の始まりは一字空ける
小説の段落の始まりは全角で一字空けましょう。段落を空けることでストーリーの展開がわかりやすくなります。
ただし、例外で会話文の「カギ括弧(「」)」から始まる場合は一字空ける必要はありません。文脈の理解を助けるために視覚的に工夫した「カギ括弧(「」)」と間違えないようにご注意ください。
会話文中の会話は二重カギ括弧で囲う
会話文中に会話文を入れたくなる場合は「二重カギ括弧(『』)」を使うことで表現できます。例えば、「昨日、太郎が『あのパン屋美味しい!』って言ってたよ」のように書くことができます。
また、会話文の最後には句点(。)を入れなくてもいいというルールがあります。普通、文章の最後には句点を入れたくなるものですが、会話文は例外ということを覚えておきましょう。
感嘆符や疑問符の後は句点ではなく全角一マス空ける
感嘆符や疑問符の後に句点(。)は付けません。代わりに全角一マスを空けます。
例としては、小説の書き方は? ルールやコツを知りたい! のような形です。一字空ける理由は、感嘆符や疑問符が対応している文章を視覚的に判断しやすくするためと言われています。
数字は漢数字が基本
数字は漢数字で書くことが基本とされています。しかし、すべて漢数字にする必要はありません。
紙のサイズで使われるA4などのような固有名詞や、22:30のようなデジタル時計の表現をしたい場合は、算用数字でも問題ありません。統一感を意識して書くことが大切です。
三点リーダーとダッシュの数は偶数にする
「三点リーダー(……)」は会話文の文末などで余韻を残すときに使われる表現方法ですが、使う際は「……」のように二の倍数で書くのが基本とされています。
余韻を持たせる表現や言葉の区切りとして使われる「ダッシュ(―)」も同様で、「――」のように二の倍数で書きます。
小説を効率よく書くコツ
小説を書くのは非常に長い時間がかかります。ちょっとしたコツを知っておくことで、より効率よく執筆活動を進められます。
日頃からアイデアをメモしておく
日頃からアイデアを残しておくことは非常に大切です。有名な作品でもアイデア自体は何年も前のものだったなんてことはよくあります。
小説を書き続けて成長していくと、アイデアを活かすスキルも身につき始めます。「まだ小説を書いたことがないから、今メモしていても無駄」とは思わず、後々のために小さなアイデアでも残しておくことをおすすめします。
便利なツールは積極的に使用する
一昔前に小説を書く方法は「手書き」が当たり前でした。しかし現代では、スマートフォン(以下スマホ)やタブレット、PCなどの方法が豊富にあります。
中でもスマホは今や誰もが持っているデバイスです。うまく機能を利用すると作業効率が格段に上がるので、積極的に便利なツールを取り入れていくことをおすすめします。
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まとめ
この記事では、小説の基本的な書き方や知っておきたいコツとルールについて詳しくお伝えしてきました。
小説はある程度決まったルールや効率よく進めるコツがあり、基本的なことを知っておくことでストーリーや登場人物の心情、行動が読者に伝わりやすくなります。
ぜひお伝えした内容を参考にして小説を書いてみてください。
また、慣れないうちの小説執筆は継続が大変です。効率よく作業に集中したい方は、小説執筆をサポートしてくれる「idraft」を使ってみてはいかがでしょうか。
執筆ライター:じゅん