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同人小説を書く際に、
「何ページくらいの作品にすれば良い?」
「読まれやすいページ数や文字数は?」
「せっかく書いたのだから、最後まで読んでもらいたい」
などの疑問や思いがありますよね。
とくに初めて同人小説を書く人は、気になることが多いと思います。
苦労して書いた同人小説の閲覧数や評価は、気になって当然です。
そこで、同人小説のページ数や文字数に疑問を持っている人向けに
- 読まれやすいページ数
- 読まれやすい文字数やレイアウト
- 最後まで読まれるための3つのポイント
などをご説明します。
読まれやすい同人小説には、押さえておくべき特徴があります。
ぜひ最後までご覧いただき、完成度の高い同人小説を完成させましょう。
読まれやすい同人小説のページ数
読まれやすい同人小説は、何ページくらいのものが多いのでしょうか。
本屋などで並べられている一般的な小説は、
- 文庫本であれば、200~230ページ
- A5サイズであれば、80~100ページ
が多いようです。
実際に本を手に取る読み手にとって、馴染みのあるページ数の方が読まれやすい傾向にあります。
しかし、同人小説は「このページ数まで書かなければならない」という決まりはありません。
同人小説の場合は、A5サイズであれば1冊で20ページほどの作品も多くあります。
文庫本の場合は、1冊の総ページ数が100ほどの作品でも、
「見た目がスタイリッシュ」
などの好印象を持たれることも多くあるようです。
有名な著者が書いている小説でも、ページ数は多いものがあります。
同人小説のページ数に制限は無い
同人小説はページ数に制限がありません。
「10ページしか書いていないけど小説と言えるかな」
「100ページまで書かなきゃ小説として成り立たない」
などの心配も不要です。
しかし、同人小説の印刷を依頼する場合は、印刷所によって制限があります。
印刷可能な最大・最低ページ数などがあるので、依頼する前に必ず確認しましょう。
読まれやすい同人小説の文字数
読まれやすい同人小説では、1冊あたり8~10万文字程度が好まれる傾向があります。
本屋などで並べられている一般的な小説も、1冊あたり8~10万文字程度が多いです。
同人小説に限りませんが、
「同じ金額なら量が多い方がいい」
などの意見もあります。
1冊あたり8〜10万文字程度を1つの目安として、参考にしておきましょう。
同人小説の1ページあたりの文字数
1ページあたりの文字数は、
- 文庫本:600~800文字
- A5サイズ:1,000~1,500文字
となる作品が多いです。
しかし、小説の場合には
・余白
・改行
・セリフ
などにより、1ページあたりの文字数は減ります。
そのため、1ページあたりの文字数×総ページ数=総文字数の計算が成立しにくいのが特徴です。
同人小説でオススメのページレイアウトと文字数
ここからは、文庫本でオススメの1ページあたりのレイアウトと文字数をご紹介します。
【約480文字のページレイアウト】
余白が感じられるレイアウト。
あっさりと読みやすいですが、文字量が多いとページ数がかさみます。
【約630文字のページレイアウト】
余白と文字数のバランスがよく、見やすいレイアウトです。
【約615文字のページレイアウト】
本屋などで並べられている文庫本より、すっきりとした印象を持ちます。
非常に見やすく、人気のレイアウト。
【約770文字のページレイアウト】
余白も少なく、文字間も詰まっている印象。
文字量が多く、ページ数がかさみそうな際にオススメです。
最後まで読まれる同人小説を書くためには?
一生懸命書いた同人小説でも、読まれなければ意味がありません。
1度読み始めてもらえても、
・読んでいる途中で文章に違和感をおぼえた
・見た目のバランスが悪い
・誤字脱字が多い
などの理由から途中で読まれなくなることもあるのです・・・。
ここからは、最後まで読んでもらうための3つのポイントをご紹介します。
レイアウト時に左右の余白を大事にする
同人小説ではページ数と文字数が多く、読み応えがある作品も多くあります。
とくに初めて同人小説をつくる方は、文字数も多くなりがちです。
その際には、レイアウト時の左右の余白を意識しましょう。
文字が詰まりすぎていると、読み手が知らない間にストレスに感じることも・・・。
ページ内で左右の余白を意識することで、読み手の印象もよくなります。
フォントサイズは8~9ptに設定する
同人小説の読みやすさは、フォントサイズも重要です。
ページ数や文字数が多くなってしまい、フォントサイズを小さくして調整しようと思っていませんか。
文字数を削れない場合には仕方ありませんが、小さいフォントサイズは読み手への負担が大きくなります。
フォントサイズは8~9ptに設定しましょう。
同人小説の中でも平均的なサイズであり、読みやすいとされています。
推敲を徹底する
同人小説を読んでいて、
・誤字脱字が多い
・表記ゆれが多い
・言葉の使い方を間違えている
などを感じてしまうと、読みづらさから内容が伝わりにくいです。
同人小説を書き終えた際は、
- 音読して違和感がないか確認する
- 時間をおいて再確認する
- 推敲ツールを活用する
などにより、文章の完成度を高めましょう。
同人小説の完成度を高めるには「idraft(アイドラフト)」がオススメ
idraft(アイドラフト)は、辞書検索サービス「goo辞書」が作った文章作成を支援するスマートフォンアプリです。
2020年7月の提供開始後、趣味で小説を執筆する同人作家層を中心に好評を博し、50万ダウンロード(2023年6月時点)を突破。
idraftでは、同人小説を書くときに便利な
・言い換え
・校正
・辞書検索
・表記ゆれチェック
の機能が、無料で利用できます。
電車での移動中など、すきま時間にも執筆活動がはかどるのは嬉しいですよね。
それぞれの機能を詳しく解説します。
言い換え機能
![](https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/media/wp-content/uploads/2023/01/gfw.jpg)
同人小説の文章内に、言い換えた方が良い表現などがあった場合には、ほかの表現候補が提案されます。
文章作成画面中の「言い換え」をワンタップすると、すべての文章を確認できます。
校正機能
![](https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/media/wp-content/uploads/2023/01/gfwa.jpg)
誤りやすい言葉をチェックしてくれる機能です。
文章内に誤りがあった場合には、正しい言葉を提案してもらえます。
本来の言い方と異なる使い方をしている言葉があれば、自動でリスト化、同時に言い換え表現も検索してくれるんです。
辞書検索機能
![](https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/media/wp-content/uploads/2023/01/fwgag.jpg)
idraftはgoo辞書と連携しているため、アプリ内からスムーズにgoo辞書を起動できます。
同人小説を書きながら疑問に感じたことは、即座に検索できるため執筆効率が高いです。
表記ゆれチェック機能
![](https://dictionary.goo.ne.jp/info/app/media/wp-content/uploads/2023/01/agawa.jpg)
同人小説の文章内に、同じ意味を持つ単語で異なる表記(=表記ゆれ)が存在するかチェックする機能です。
たとえば、
・「できる」と「出来る」
・「こと」と「事」
・「置き換え」と「置換」
などが表記ゆれにあたります。
複数人で1つの文章を作成する際には、特に表記ゆれが発生しやすく、読みにくさにつながります。
表記ゆれがあった際は、統一された表記が提案され、ワンタップで校正できます。
プレミアムプランは小説執筆に特化した機能充実
idraftには、月額180円(税込)~のプレミアムプランも展開されています。
プレミアムプランでは、
・PCでも利用可能
・創作に特化した辞書・書式の校正
・同期端末の無制限化
など、小説執筆に特化した機能が充実しています。
気になる方は、チェックしてみてください。
idraftのダウンロードはこちら
まとめ
同人小説を書くうえで、
- 読まれやすいページ数
- 読まれやすい文字数やレイアウト
- 最後まで読まれるための3つのポイント
- 完成度を高めるための文章作成支援アプリ
などをご説明しました。
最後まで読まれやすい同人小説には、「読み手への負担が少ない」という特徴があります。
小説の世界観に引き込まれて、あっという間に読み終えたという経験をみなさんもお持ちではないでしょうか。
文字ばかりで余白が少なかったり、誤字脱字が多くて内容が伝わりにくいと、読み手の負担は大きくなります。
また同人小説の文章は長くなるほど、目視での推敲を手間に感じている人も多いはずです。
内容は素晴らしいのに、誤字脱字によって内容が伝わらないと評価されるのはもったいないこと。
idraftのように、文章の執筆と推敲が効率よくできるツールを使って、完成度の高い同人小説を書き上げましょう。
ライター名:saka