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執筆ツールに悩んだら! 話題のidraft(アイドラフト)をプロのライターが使ってみた

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2023-04-08 レビュー&インタビュー

この記事のライター

ライター名 : mk
年齢 : 40代
ライター情報 : 元雑誌編集者でフリーランスのエディター・ライターとして雑誌やwebの案件を受けています。ショップ経営も行う兼業ライター。

 

私たちは日常的にさまざまな場面で「文章を書く」機会があります。
友人や家族に送るメール、日常的にアップするSNS、趣味のブログ、仕事のレポートや子どもの連絡帳、もしくは小説の執筆を趣味で楽しんでいる方もいるでしょう。

文章の書き方に正解はないので、どんな環境でどのように書いてもOKですが、以下のような場合は執筆ツールを見直してみるといいかもしれません。

・もっと効率よく文章を書きたい
・上手な文章を書けるようになりたい
・ケアレスミスをなくしたい
・隙間時間を有効活用したい

主に「書く」手段としては、紙とペン、PC、スマートフォン(以下スマホ)などが挙げられますが、今回はスマホ向けのテキストエディタツールに注目してみました。

文章を書くことを仕事にしている私が、スマホ向け文章作成アプリの「idraft(アイドラフト)」を実際に使ってみた率直な感想と、どのような人にオススメかを紹介します。

執筆ツールにお悩みの方は参考にしてみてください。

文章の執筆にスマホを使うメリット

まず文章を書く手段ですが、私の場合は主にPCです。

学生時代にブラインドタッチを身につけたので、キーボードをタッチする手元を全く見ないで文字の入力がスラスラでき、紙に手書きするよりも、またスマホを使うよりも、ラクに文章を入力することができるからです。

ただし、PCを使うためには周辺の環境が整っていなくてはいけません。

ちょっとした隙間の時間にすぐにアイデアなどを書き留めるには、断然スマホを利用したほうが便利です。

電車やバスなどでの移動時間、美容院や病院の待ち時間、子どもを遊ばせている間でも、スマホならササっと取り出して文章を作成することができます。

画面が小さいので長い文章だと全体を捉えづらい、集中して執筆するには不向き、という面もありますが、今の時代いつでもどこでも持ち歩いているスマホが、文章を書くのにとても役立つツールであることに間違いありません。

スマホが執筆手段のメインであってもサブとして使う場合でも、スマホで文章を作成する時にはテキストエディタの利用が最適です。

テキストエディタとは文章を作成することに特化したソフトウェアで、スマホ向けにさまざまなアプリが登場しています。

idraftとは

私が今回選んだテキストエディタは、goo辞書が提供するidraftです。
idraftは提供開始直後からSNSで話題となり、現在では累計45万ダウンロード(2023年1月31日時点)を突破しています。

文章作成に関する悩みを解決してくれる多くの機能が備わっているということなので、実際に利用してみることにしました。

「idraft」無料版と有料版

idraftには、辞書検索・校正・言い換えなどの基本機能が備わっています。

無料の「スタンダードプラン」のほかに、月額180円(税込)~の「プレミアムプラン」もあり、基本機能に加えて以下のような機能が使えます。

有料のプレミアムプランはPCで利用できるほか、文章のバックアップ作成など、便利な機能が盛りだくさんです。

初回は1か月無料でお試しができるので、この機会に有料版の利用をオススメします。

idraftのイチオシ機能

私は今もidraftを利用してこちらの記事(約6000ワード)を作成中なのですが、idraftの便利だと思った機能をご紹介します。

また、敢えて「こんな機能もあったらいいな」という点を挙げているので、今後のidraftの進化に期待しつつ、参考にしてみてください。

記号「―・ () 「」」の入力がラク

これまでスマホでテキスト作成をしていてもっとも煩わしいと感じていたのが、ダッシュ(―)やナカグロ(・)、カッコなどの入力でした。
文章内でこれらの記号を使うことは意外と多いのですが、スマホでの文字入力ではとても手間になります。

それがidraftでは、とても使いやすい位置にワンクリックで入力できるように「― ・ () 「」が配置されているのです!

これはidraftで一番感動した機能の1つと言えます。

欲を言えば、スラッシュ(/)、二重引用符(“”)、ヤマカッコ(<>)などもラインナップに加わってくれたら、個人的にはもっと嬉しいなと思います。

文字カウントがすぐにわかる

テキストを作成するにあたり、今どれくらいのワード数であるかは常に気にして執筆しています。

ある程度書き進めてから文字数が足りなければ書き足す、多すぎたら減らすということはできますが、できるだけ無駄をなくすには現在のワード数を把握しておくことが一番です。

idraftでは、一番上の見やすい場所に文字カウントが表示されるので、とても効率よく文章の作成がすすめられます。

慣れないスマホでの執筆でも、この機能のおかけでとてもスムーズに文章の組み立てを行うことができました。

ただし、この文字カウントはテキスト全文にのみに適用され、選択した一部分の部分的な文字カウントを表示することはできません。

全文のうちの部分的なテキストのワード数を把握したい場合もあるので、今後は「〇〇字/〇〇字」というように、選択部分の文字カウントもできるようになるといいなと思います。

辞書がすぐに引ける

goo辞書が提供するテキストエディタだけあり、idraftではとても手軽に辞書を利用することができます。

文章を書きながら不確かな単語や漢字、慣用句の意味などを調べることは多々あり、また表現の幅を広げるためにも、私は類語の検索をよく行っています。

これまではその都度ブラウザーを切り替えていましたが、idraftでは画面を切り替えずにワンクリックですぐに辞書を引くことができるのがとても便利です。

しかも、1つの言葉に対して一度に国語辞書・類語辞書・英和・和英辞書が使えるので、辞書を使い分ける必要もありません。

同アプリ内で辞書を引くことができるのでスピーディに言葉の確認が行え、余計な情報が入ってくることもないので集中力が途切れないという点でも大きなメリットです。

辞書に関しては「さすがgoo辞書!」というのが率直な感想でした。

校正が手軽にできる

私は文章を書く上で大事なことは、「書く」以上に「チェックする(=推敲する)」ことにあると思っています。

どんな文章を書くプロフェッショナルであっても、人間である以上ミスは必ずあります。

タイプミス、変換ミス、誤字脱字などのケアレスミスから、読みづらい文章、つじつまが合わない部分など、書き終わった文章には多くの誤りがあるものです。

何度も何度も推敲を重ねることで、テキストはようやく人に見せられる完成度の高いものへと仕上がりますが、推敲作業は正直とても大変……。

また自分の書いた文章の間違いを探すことは、意外と難しいものなのです。

idraftでは基本機能に校正機能が備わっているので、 “ら抜き言葉”や重複表現などの誤字脱字、文章内に混在する表記ゆれをチェックしてくれます。

表現の誤りや同音異義語などの間違いまでは発見できませんが、少なくとも単純な誤字脱字や全体を通した表記ゆれを簡単に見つけて修正することができる点は非常に助かります。

推敲は重要ですが面倒くさい作業であり、少しでもそれを手助けしてくれるという点で、校正ツールはとてもありがたい存在です。

ただし、idraftの校正機能だけではとても十分とは言えないので、しっかり自分の目でチェックすることを怠らないようにしましょう。

クラウド同期で誤操作も安心

idraftではクラウド同期が可能なので、使っているスマホやタブレットなど、複数のツールでいつでもどこでも執筆できます。
またプレミアムプランに登録すれば、PCと同期することも可能です。

移動中や就寝前は手軽なスマホ、大画面で執筆したいときはタブレット、より集中したい時にはPCといった具合に、シチュエーションに合わせて使い分けることができます。

複数の端末で同時に執筆しても、どの端末で更新した内容を上書きするか、どの端末の内容を残すかを選択できます。

せっかく書いた文章を誤って消してしまうトラブルも防げて安心です。

有料版ならこんな機能も!

idraftの基本プランで使えるオススメ機能を紹介しましたが、月額180円(税込)〜で利用できるプレミアムプランにはさらにお役立ちの機能が満載です。

以下に私がプレミアムプランの機能で便利だと思った3つをご紹介します。

PC版の追加で使い分けが可能

プレミアムプランでは、やはりPC版が利用できるという点がかなり大きいです。
外出先やちょっとした時間にスマホで執筆したものを、ゆっくり時間がある時にPC画面で編集できるのでとても便利です。

さらにクラウドの同期数も無制限に拡大されるので、多数のデバイスで同時使用できます。
上書きされたテキストは都度更新されるので、使用デバイスが複数になってもつねに最新の状態を確認できる点がとても優秀だと感じました。

ワンタップで手軽に置換

先に紹介した無料のスタンダードプランで利用できる「校正機能」や「言い換え機能」では、候補が一覧で表示されますが、有料のプレミアムプランでは候補の表示だけでなく「置換機能」が追加されます。

置換機能では提案された候補の言葉をワンタップで置き換えられるので、文字を修正する際に一旦削除してから書き直す手間が省けます。
文章の表現を一括で修正したい場合などに重宝し、作業効率を大幅にアップしてくれる機能です。

下書き・フォルダーの保存件数が10,000件に

スタンダードプランでは、下書きとフォルダーが最大1,000件まで保存可能ですが、プレミアムプランであればその件数が10,000件になります。

自分が作成した文書を分かりやすく保管しておければ、いつでもどこでもすぐに取り出して確認することができ、何かと便利です。
大量のデータを保存しておきたいビジネスパーソンやライターにとっては嬉しい機能で、保存可能件数が多くて困るということはありません

idraftはこんな人にオススメ

実際にidraftの無料版・有料版を使用してみると、とても使いやすくてよかったのですが、特に以下のような人にはidraftの利用を強くオススメしたいと思います。

副業や兼業で文章を書いている人

今の時代、文章を書く仕事(もしくは趣味)をその他の仕事と両立させている人は多いといます。
私の場合もそうなのですが、やはりどうしても時間的な余裕があまりない中での執筆が多くなりがちです。
そのような中で、いくつものデバイスにまたがって執筆ができる、クラウド同期ができる、さらには効率的な機能が多く搭載されているidraftは、非常に優れたアプリだと感じました。

校正ツールで単純なミスも防いでくれるので、最終的なクオリティのアップにもつながり、特にスマホで文章を作成する際にはぜひ活用してほしいと思いました。

ブログやSNSに力を入れている人

SNS(ソーシャルネットワークサービス)のユーザー数は全世界で46億人、国内での利用者数は8000万人以上とされていますが(https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/)、それだけ多くの人がSNS上で何気なくアップする文章を見ているということになります。

誰もが自由に投稿できるのがブログやSNSのいいところですが、あまりにも誤字脱字や初歩的なミスが多いと、読む方も嫌気がさしてしまいます。

ネット上で多くの人に自分の文章を読んでもらいたければ、やはり誰もが読みやすい文章を心がける必要があります。

idraftを利用して文章作成すれば校正ツールでチェックが簡単に行え、SNS共有(Twitter、Facebook、Evernoteなど)もできるのでオススメです。

子育てをしているママさん

子育てをしているママ世代は、特にスマホを重宝していると思います。
なぜなら小さな子供の前で、のんびりとPCを広げるなんてことはなかなか至難の技だからです。(少なくとも我が家ではそうです……)。

スマホであれば、子供が遊びに夢中になっている隙やテレビを見ている間、またはお昼寝中、寝かしつけの時間などでも、サッと取り出して作業をすることができます。

執筆中に子供に気付かれて突然の中断を余儀なくされたとしても、クラウド同期のおかげで、いつでもどのツールからでも続きを書き始められるから安心です。

育児に家事に忙しいママたちも、idraftなら自分のペースで文章を書くことを可能にしてくれます。

趣味で小説を書いている人

idraftは、本格的に小説を書きたい人にもオススメできるアプリです。
idraftのユーザーアンケートでは利用者の75%が小説を書くことに利用していると回答しています。(https://pr.goo.ne.jp/goo/2022/27335/

プレミアムプランなら、小説を書くのに役立つ機能が追加されています。
例えば、小説に特化した文章の校正と記号入力が可能になる「小説モード」の選択。

小説には他の文章にはない独特のルールなどがありますが、これによって効率的に執筆したり、ケアレスミスを防ぐこともできます。

また、創作者目線で編集された「感情ことば選び辞典」が言い換え機能に追加され、小説執筆に役立つ感情表現を提案してくれます。
なかなか「ぴったりの表現が出てこない」という時にとても役立つ機能です。
小説の執筆にidraftを利用すれば、きっとワンランク上の作品が仕上がるでしょう。

今後idraftに期待すること

先のidraftのオススメ機能内でも触れましたが、idraftを使ってみると「もっとこうなってほしいな」と思う点が出てきます。
改善してほしい点や追加してほしい機能などは、ユーザーの数だけ出てくるはずです。

そこでidraftでは、実際にユーザーの声を吸い上げるべく、アプリ内にフィードバックの送信ページが設置されています。
アプリ内のお知らせや公式Twitter、プレスリリースでの告知からも分かるように、idraftは利用者の意見をもとに、定期的な機能強化を実現し続けているのです。
2022年には、アンケートをもとに「バックアップ機能」や「書式チェッカー機能」が追加され、その対応力の高さが伺えます。
今後も更なるアップデートで「書く人の悩み」を解決してくれるテキストエディタアプリの開発が期待できます。

まとめ

いかがでしたか?

本記事では、普段から文章を書くことを仕事にしている私が実際にidraftを使ってみて、便利だと思った機能や、どんな人にオススメかを紹介してきました。
文章を書く頻度や目的は人によって違いますが、せっかくなら誰が読んでも読みやすい文章を書きたいものです。

idraftなら、
・いつでもどこでもスマホで執筆ができる
・文字カウント、辞書検索、言い換え機能、校正ツールなど、便利な機能が利用できる
・クラウド同期で複数のデバイスで利用できる
・プレミアムプランは本格的に文章を書く人にも便利
という点で、ぜひ利用をオススメできます。

特に、副業・兼業ライター、ブログやSNSユーザー、子育て中のママさん、小説を書いている人には、強い味方になるはずです。
ユーザーのフィードバックを受けてどんどん使いやすく進化するidraftは、今後ますます注目のテキストエディタです。
よりよい執筆ツールを探している方は、ぜひidraftをお試しください。

「idraft」のダウンロードはこちらから!
App Store:https://idraft.onelink.me/rbat/hduopvl1
Google Play:https://idraft.onelink.me/rbat/j1wp7ak3

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