目(め)に遭(あ)・う
直接に経験する。体験する。多く、好ましくないことにいう。目を見る。「つらい—・う」「今度ばかりはひどい—・ったよ」
目(め)には青葉(あおば)山時鳥(やまほととぎす)初松魚(はつがつお)
山口素堂の俳句。初夏の事物を配し季節感を巧みに表現している。
目(め)に余(あま)・る
1 程度がひどくて黙って見ていられないほどである。「彼らの言動は—・る」 2 数が多くて一目で見渡せないほどである。「—・る大群」
目(め)に一丁字(いっていじ)なし
一つの字をも知らない。無学である。
目(め)の中(なか)へ入(い)れても痛(いた)くない
子供などを溺愛する気持ちやようすをたとえていう。目に入れても痛くない。