さら◦ず【然らず】
[連語]《動詞「さ(然)り」の未然形+打消しの助動詞「ず」》そうでない。そのようではない。「—◦ずとていくよもあらじいざやさは法(のり)にかへつる命と思はむ」〈新古今・釈教〉
さら◦ず【避らず】
[連語]《動詞「さる」の未然形+打消しの助動詞「ず」》避けることができないさま。やむをえず。→さ(避)らぬわか(別)れ「—◦ずまかりぬべければ」〈竹取〉
さらず‐とも【然らずとも】
[連語]そうでないとしても。そのようでなくても。「勘(かうが)へ給ふことどもの恐しければ、—逃げてまかでぬべし」〈源・浮舟〉
さらず‐は【然らずは】
[連語]そうでなければ。「なほ隔てたる御心こそありけれな。—夜のほどにおぼし変りにたるか」〈源・宿木〉
サラズム【Sarazm/Саразм】
タジキスタン北西部にある遺跡。首都ドゥシャンベの北西約120キロメートルに位置する。紀元前4000年から紀元前3000年末にかけての、定住型農耕集落の発展過程が見られる。また、発見された装飾品や...