つる‐の‐おなり【鶴の御成】
江戸幕府の年中行事の一。毎年寒入り後、将軍が三河島・小松川・品川・目黒などの鶴の飼い付け場で行った鷹狩り。
つるのおんがえし【鶴の恩返し】
日本の昔話。ある男に助けられたツルが、美しい女に化けて男の妻となるが、自分の羽根を抜いて機(はた)を織っているところを見られてしまい、山へ去る。鶴女房。→夕鶴
つる‐の‐こ【鶴の子】
1 鶴のひな。また、千年も生きるという鶴のひなに託して、長寿を祝う語。 2 「鶴の子餅(もち)」の略。 3 雲孫のこと。〈伊京集〉 4 曽孫の子。〈日葡〉
つるのこ‐いも【鶴の子芋】
サトイモの別名。
つるのこ‐もち【鶴の子餅】
蒸したもち米をつき、卵形にした紅白の餅。祝儀用。