ごじょう【五条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。五条大路。 ⇒五条通り
ごじょう‐おおはし【五条大橋】
京都市の鴨川を五条通りが横切る所に架かる橋。平安京の五条(現在の松原通り)にあったが、のち、豊臣秀吉が現在の場所に移した。牛若丸と弁慶の伝説で知られる。
ごじょう‐ざか【五条坂】
京都市五条通りの東、清水(きよみず)へ上る所にある坂。
ごじょう‐どおり【五条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉が五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
ごじょう‐の‐きさき【五条の后】
[809〜871]仁明天皇の女御、藤原順子のこと。藤原冬嗣の娘で、文徳天皇の母。名は、邸宅が五条東洞院にあったことによる。