おお‐もとゆい【大元結】
⇒入れ元結(もとゆい)
たいげん【大元帥】
《「帥」の字は読まないのを例とする。「だいげん」とも》「大元帥明王(たいげんみょうおう)」の略。
たいげん‐の‐ほう【大元帥の法】
正月8日から14日までの7日間、宮中の治部省(後世は醍醐理性院)で、国家鎮護のために大元帥明王を本尊として行った修法。敵国降伏を祈願して臨時に行うこともあった。
たいげん‐みょうおう【大元帥明王】
四天王・八部衆などの諸鬼神を従え、国家を鎮護する夜叉(やしゃ)神。密教で尊信され、像は四面八臂(はっぴ)・六面八臂などあり、怒りの相を表す。阿吒嚩迦(あたばか)。
だい‐げんすい【大元帥】
全軍を統率する総大将。日本では、明治憲法下での陸海軍の統率者としての天皇の称。 ⇒たいげん(大元帥)