おお‐もじ【大文字】
1 欧文の文字で、文の初め、または固有名詞の最初などに用いるもの。アルファベットのA・B・Cの類。キャピタルレター。⇔小文字(こもじ)。 2 基準のものよりも、大きな文字。
だい‐もんじ【大文字】
1 大きな文字。 2 「大」という漢字。大の字。 3 「大文字の火」の略。《季 秋》 「大文字山」の略。
だいもんじ‐そう【大文字草】
ユキノシタ科の多年草。山地の湿気のある岩に生え、高さ10〜30センチ。葉は手のひら状に浅く裂ける。夏から秋に、白い5弁花をつけ、3弁は小さく、2弁は長いので「大」の字に似る。《季 秋》「鐘釣の—...
だいもんじ‐の‐ひ【大文字の火】
8月16日(もとは陰暦7月)の夜、京都如意ヶ岳(にょいがたけ)の斜面に火床で大の字を作り、これに火をつけて盆の送り火とする行事。
だいもんじ‐やま【大文字山】
京都市左京区にある、東山連峰中の山。如意ヶ岳の西に連なり、標高466メートル。→大文字の火