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しゅ‐きん【手巾】
1 手をふくための布切れ。手ぬぐい、またはハンカチ。てふき。「せきあえぬ涙に—を濡らしつるを」〈鴎外・舞姫〉 2 「手巾帯」の略。
ハンケチ【手巾】
芥川竜之介の短編小説。大正5年(1916)10月、雑誌「中央公論」に発表。新渡戸稲造の著作「武士道」の流行に対する芥川の冷笑的なスタンスを示す作品。