いた・む【撓む】
[動マ下二]「いた(撓)める」の文語形。
いため‐がわ【撓め革】
牛の生皮を火であぶり、または膠(にかわ)を溶いた水につけ、槌(つち)でたたいて固めたもの。鎧(よろい)の札(さね)や太刀の鐔(つば)などに用いる。練り革。責め革。
いた・める【撓める】
[動マ下一][文]いた・む[マ下二]皮を膠(にかわ)の液に浸して、槌(つち)でたたいて固める。「牛皮を—・める」
おおり【撓り】
花や葉がたくさんついて枝がしなうこと。「萩(はぎ)の花咲きの—を見よとかも」〈万・二二二八〉
おお・る【撓る】
[動ラ四]花や葉の重みで枝がしなう。たわむほどに茂る。「巌(いはほ)には花咲き—・り」〈万・一〇五〇〉
しなう【×撓う】
bend少年が登ると枝がしなったThe branch bent when the boy climbed on it.よくしなう枝a supple branch
しなやか【×撓やか】
1〔弾力のある様子〕しなやかな 〔物が〕flexible, pliable, pliant [pláiənt];〔体(の部分)が〕supple, lithe[láið];〔体が〕limber ⇒...
たわみ【×撓み】
bending;〔力学で〕flexure
たわむ【×撓む】
bend雪で木の枝がたわんでいるThe branches of the tree are bending under the (weight of the) snow.
たわめる【×撓める】
bend枝をたわめるbend a branch