あキューせいでん【阿Q正伝】
魯迅(ろじん)の中編小説。1921年発表。辛亥(しんがい)革命を背景に、阿Qという放浪農民の行状を風刺的かつ悲劇的に描き、当時の中国社会の病根を鋭く浮き彫りにした。
アシーンのほうろうとそのたのし【アシーンの放浪とその他の詩】
《原題The Wanderings of Oisin and Other Poems》イェーツの第一詩集。1889年刊。長編の物語詩「アシーンの放浪」など、著者が美術学校の学生時代から書きためた...
アンティゴネ【Antigonē】
ギリシャ神話で、テーベ王オイディプスの娘。盲目の父に従い各地を放浪、のちテーベに戻り、叔父クレオン王の命にそむいて反逆者として戦死した兄を葬ったため、洞窟(どうくつ)に閉じ込められて自殺した。ソ...
イオ【Iō】
ギリシャ神話で、ゼウスの妻ヘラに仕えた美しい女官。ゼウスに愛されたが、ヘラの怒りを恐れたゼウスに牝牛に変えられ世界中を放浪。最後にエジプトで人間の姿にもどされた。エジプトの女神イシスと同一視さ...
いじん‐かんたい【異人歓待】
放浪する宗教者や遠来の客人を、神の化身とみなして歓待する風習。ホスピタリティー。
漂泊
wandering ⇒ほうろう(放浪)漂泊の旅に出るgo wandering漂泊の旅人a wandering traveler漂泊者a wanderer; a roamer
放浪
〔あてもなく歩き回ること〕roaming, wandering; vagrancy放浪する 〔さまよう〕roam ((about)),wander ((about, around));〔放浪生活...
ほうろうする【放浪する】
〔さまよう〕roam ((about)),wander ((about, around));〔放浪生活をする〕 《米口》 be on the bum, bum (around)
ほうろうせいかつ【放浪生活】
放浪生活をする lead the life of a wanderer; lead a vagabond life
a bird of passage
渡り鳥;放浪者
ほうろう【放浪】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
りゅうり【流離】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
ひょうはく【漂泊】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
るろう【流浪】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
アイヒェンドルフ【Joseph Freiherr von Eichendorff】
[1788〜1857]ドイツの詩人・小説家。後期ロマン派に属し、素朴平明な叙情詩を多作。小説「愉しい放浪児」など。
あおき‐しげる【青木繁】
[1882〜1911]洋画家。久留米の生まれ。西欧世紀末芸術の影響を受けて伝説・神話に取材した作品が多い。放浪のうちに夭折。「海の幸」「わだつみのいろこの宮」などの作がある。
あおの‐そう【青野聡】
[1943〜 ]小説家。東京の生まれ。青野季吉(すえきち)の三男。早稲田大学中退後渡欧、各国を放浪する。「愚者の夜」で芥川賞受賞。「人間のいとなみ」で芸術選奨。他に「母よ」「女からの声」など。
イェーツ【William Butler Yeats】
[1865〜1939]アイルランドの詩人・劇作家。アイルランド文芸復興運動、独立運動に参加。詩集「アシーンの放浪とその他の詩」「塔」、戯曲「砂時計」「鷹の井戸」など。1923年ノーベル文学賞受賞...
いわの‐ほうめい【岩野泡鳴】
[1873〜1920]小説家・評論家・詩人。兵庫の生まれ。本名、美衛(よしえ)。自然主義作家の一人。一元描写を唱えた。小説「耽溺」「放浪」「断橋」、評論「神秘的半獣主義」、詩集「悲恋悲歌」「闇の...