かさい‐せきうん【火災積雲】
山火事や噴火によって地表の空気が熱せられ、上昇することによって生じる積雲。これが成長しつづけると火災積乱雲となる。雲中に乱気流が発生し、地表面に突風が吹きつけ、火災の被害を拡大させる場合がある。...
けんせき‐うん【巻積雲/絹積雲】
十種雲形(雲級)の一。白い小さな雲塊が集まっているもの。氷晶の集まりで、ふつう5〜13キロの高さに現れる。略号はCc。鱗雲(うろこぐも)。鯖雲(さばぐも)。鰯雲(いわしぐも)。→雲級
こう‐せきうん【高積雲】
十種雲形(雲級)の一。白色または灰色をした丸みのある雲塊が規則的に並び、ふつう2〜7キロの高さに現れる雲。主に水滴からなる。略号はAc。羊雲(ひつじぐも)。叢雲(むらくも)。斑雲(まだらぐも)。→雲級
せき‐うん【積雲】
十種雲形(雲級)の一。上面が盛り上がってドーム状となり、雲底はほぼ水平の雲。晴れた日中に発達する。略号はCu。綿雲(わたぐも)。積み雲。→雲級
そうせき‐うん【層積雲】
十種雲形(雲級)の一。団塊状または長い畝(うね)のように層状に集まった、灰色か白色の雲。全天を覆うことが多く、500〜2000メートルの高さに現れる。略号はSc。曇り雲。畝雲(うねぐも)。叢雲(...