いん‐しん【殷賑】
[名・形動]活気があってにぎやかなこと。また、そのさま。繁華。「歳末の市場は—を極める」「駅の中に—な商店街があって」〈百閒・特別阿房列車〉
しん【賑】
[人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]にぎわう にぎわす にぎやか 1 にぎわう。「殷賑(いんしん)」 2 金品を施し与える。にぎわす。「賑給・賑恤(しんじゅつ)」 [名のり]とみ・とも
にぎ‐にぎ【賑賑】
[副]にぎやかなさま。「家内モ—ト見エタ」〈日葡〉
はちまんまつりよみやのにぎわい【八幡祭小望月賑】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。文化4年(1807)深川八幡祭で永代橋が落ちた事件と、文政元年(1818)本郷の呉服屋が深川芸者を刺殺した事件を脚色。...