うき‐ぶくろ【浮(き)袋/浮き嚢】
1 泳ぐとき、沈まないようにからだにつける道具。ゴム・ビニールの袋に空気を満たしたもの。また、船に装備する救命具の総称。 2 (「鰾」とも書く)硬骨魚類の腸の辺りにある、透明な膜状で内部に気体の...
にべ【鰾膠/鮸膠】
1 ニベやコイ・ウナギ・サメなどの浮き袋からつくるにかわ。粘着力が強い。にべにかわ。 2 愛想。世辞。「言葉に—の無さ過ぎる返辞をすれば」〈露伴・五重塔〉
にべ‐な・い【鰾膠無い】
[形][文]にべな・し[ク]愛想がない。おせじがない。そっけない。にべもない。「—・い返事」「—・く拒否される」
鰾膠(にべ)もしゃしゃりも無(な)・い
《粘りけもさっぱりしたところもないの意から》味もそっけもない。にべもない。「—・いものの言いよう」
鰾膠(にべ)も無(な)・い
愛想がない。取り付く島もない。「—・い態度」「—・く断られる」