きり‐きり
[副] 1 物が強く擦れ合う音を表す語。「歯を—(と)いわせて悔しがる」 2 きつく巻きつけるさま。「後ろ手に—(と)縛りあげる」 3 激しく回転するさま。「—(と)回りながら墜落する」 4 弓...
きりきり‐しゃん
[副]身支度にすきがなく、かいがいしいさま。きりりしゃん。「—(と)台所に立つ」
きりきりじん【吉里吉里人】
井上ひさしの長編小説。日本からの独立を宣言した東北の寒村、吉里吉里村の騒動を描いた作品。昭和48年(1973)連載開始。昭和56年(1981)刊行、同年、日本SF大賞と読売文学賞を受賞。
きりきり‐まい【きりきり舞(い)】
[名](スル) 1 片足を上げて勢いよくからだを回すこと。 2 慌ただしく立ち働くこと。また、あわてふためくこと。てんてこ舞い。「仕事がたてこんで—する」