ならい
冬に吹く強い風。海沿いの地でいい、風向きは地方によって異なる。ならい風。《季 冬》「夕—一トきは月のほそりかな/万太郎」
ならい【習い/慣らい】
1 しきたりとなっていること。ならわし。習慣。「土地の—で盆は旧に行う」 2 世間であたりまえであること。世の常。「栄枯盛衰は世の—」 3 ならうこと。学ぶこと。「以て貿易不利にして帰り来らんと...
ならい‐かぜ【ならい風】
「ならい」に同じ。
ならい‐ごと【習い事】
芸事・技術などを師匠について習得すること。けいこ事。
習(なら)い性(せい)となる
《「書経」太甲上から》習慣は、ついにはその人の生まれつきの性質のようになる。 [補説]「習い、性となる」と区切る。「ならいしょう、となる」「ならいせい、となる」とは読まない。