ふっ‐てい【払底】
[名・形動](スル)《入れ物の底を払う意から》すっかりなくなること。乏しくなること。また、そのさま。「人材が—している」「その頃は借家が—な時でしたから」〈谷崎・痴人の愛〉
降(ふ)って湧(わ)・く
突然起こる。思いがけなく現れる。「—・いた縁談」
ふっ‐てん【沸点】
液体が沸騰しはじめるときの温度。ふつう1気圧のときの温度をいう。水の場合はセ氏100度(正確には99.97度)。沸騰点。
ふってん‐じょうしょう【沸点上昇】
液体に不揮発性の物質を溶かすと、液体だけのときよりも沸点が高くなる現象。上昇度は溶質粒子のモル数に比例する。分子量の測定に利用。
ふってんじょうしょう‐ほう【沸点上昇法】
溶液の沸点が上昇する度合いが濃度に比例する沸点上昇という現象を利用し、溶質の分子量を測定する方法。→モル沸点上昇