せっかい‐か【石灰化】
血液中のカルシウムが組織に沈着すること。脊椎動物では燐酸(りんさん)カルシウム・炭酸カルシウムが沈着して骨ができる。病的には変性に陥った所で起こりやすく、結核病巣などでもみられる。
せっかい‐か【石灰華】
湯の花の一。温泉・鉱泉の湧出口などにできる炭酸カルシウムの沈殿物。
せっかい‐かいめん【石灰海綿】
海綿動物のうち、骨格が炭酸カルシウムからなるもの。体内の構造は比較的簡単で、浅海に多い。アミカイメン・クダカイメンなど。
せっかいか‐だんきゅう【石灰華段丘】
石灰華による小さな池が、階段状に積み重なった地形。湧泉や地下水に含まれる炭酸カルシウムが析出・沈殿して形成される。石灰岩地域のカルスト地形の一種。石灰華段。