なき【亡き】
[連体]《形容詞「なし」の連体形から》生きていない。死んだ。亡くなった。「—父の形見」
なき‐あと【亡き後】
[連語]人の死んだあと。「—を弔う」
なきおうじょのためのパバーヌ【亡き王女のためのパバーヌ】
《原題、(フランス)Pavane pour une infante défunte》ラベルのピアノ曲。1899年作曲。パリ音楽院在学中の作品。1910年に自身により管弦楽版に編曲された。→パバーヌ
なき‐かげ【亡き影】
[連語] 1 死んだ人のおもかげ。また、死者の霊。「—やいかが見るらむよそへつつながむる月も雲がくれぬる」〈源・須磨〉 2 死後。亡き跡。「いかで—にてもかの恨み忘るばかりと思ひ給ふるを」〈源・澪標〉
なき‐かず【亡き数】
[連語]死んだ人の仲間。「—に入る」