あだ【徒】
[形動][文][ナリ] 1 実を結ばずむなしいさま。無益なさま。むだ。「せっかくの好意が—になる」 2 浮ついたさま。不誠実で浮気っぽいさま。「—なる恋にはあらで、女夫(めおと)の契を望みしなり...
いたずら【徒】
[形動][文][ナリ] 1 存在・動作などが無益であるさま。役に立たないさま。むだ。「—に時を過ごす」 2 あるべき物がないために物足りないさま。なんの風情もないさま。「入江の—なる洲(す)ども...
かち【徒/徒歩/歩/歩行】
1 乗り物を使わないで歩くこと。徒歩(とほ)。「—で山へ登りました」〈二葉亭訳・片恋〉 2 (「徒士」とも書く) ㋐江戸時代、武士の身分の一。騎乗を許されない下級の武士。おかち。 ㋑「徒侍(かち...
ず【徒】
律の五刑の一。今の懲役刑にあたる。1年から3年まで半年ごとの五等級があり、流(る)より軽く、杖(じょう)より重い刑。徒罪。徒刑。
ただ【徒/只】
《「直(ただ)」と同語源》 [名] 1 取り立てて値打ちや意味がないこと。普通。「—の人」「—のからだではない」 2 何事もなく、そのままであること。無事。「見つかったら—では済まない」 3 ...