けん‐せい【顕性】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親の交配により、雑種第一代に現れる形質。ドミナント。⇔潜性。 [補説]かつては「優性」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでん【顕性遺伝】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親を交配させたとき、その一方の形質のみが発現する遺伝様式。⇔潜性遺伝。 [補説]かつては「優性遺伝」と称した。→優性[補説]
けんせい‐いでんし【顕性遺伝子】
対立遺伝子のうち、交配したときに形質を発現する遺伝子。ヘテロ接合体の場合、潜性遺伝子の働きを抑えて形質を発現する。優性遺伝子。→潜性遺伝子
けんせい‐かんせん【顕性感染】
細菌やウイルスなどの病原体の感染を受け、感染症状が現れた状態。→不顕性感染
けんせい‐の‐ほうそく【顕性の法則】
メンデルの法則の一。ある対立形質について純系どうしを交配すると、雑種第一代(F1)ではどちらか一方の形質のみが現れるというもの。支配の法則。優劣の法則。優性の法則。