あら‐た【荒田】
長い間耕されないので荒れている田。あれた。「ますげ生ふる—に水をまかすれば嬉し顔にも鳴く蛙(かはづ)かな」〈風雅・春下〉
あら‐た【新田】
新しく切り開かれた田。新開墾の田。しんでん。「昔の道人、あるいは種を蒔き、—をすきしがごとし」〈沙石集・五〉
あらた【灼た】
[形動ナリ]《「新た」と同語源》 1 はっきりと見えるさま。鮮やか。「すべらぎの跡もつぎつぎ隠れなく—に見ゆるふる鏡かも」〈大鏡・後一条院〉 2 霊験が著しいさま。あらたか。「—なる神の御心寄せ...
あらた【新た】
[形動][文][ナリ] 1 新しいさま。今までなかったさま。「—な局面を迎える」「—な感動を呼ぶ」「—な力がわく」「冬過ぎて春の来(きた)れば年月(としつき)は—なれども人は古(ふ)り行く」〈万...
あら‐たえ【荒妙/粗栲】
1 上代、木の皮の繊維で織った、織り目の粗い布の総称。→和妙(にきたえ) 2 平安時代以降、麻織物のこと。 [補説]書名別項。→荒栲
あらた【新た】
1〔新しい〕政局は新たな局面を迎えたThe political situation entered a new phase.新たにできた駅a newly constructed railway ...
あらたか【×灼か】
この石仏の霊験はあらたかだと言われているIt is said that the power of this stone image of the Buddha is miraculous.この薬...
あらたなうねり【新たなうねり】
a fresh wave
あらたなかたちのひんこん【新たな形の貧困】
new types of poverty
あらたなかちをそうぞうする【新たな価値を創造する】
create new value
あらた【新た】
[共通する意味] ★物事が初めて現れるさま。[使い方]〔新しい〕(形)▽新しい年を迎える▽この魚はまだ新しい〔真新しい〕(形)▽仕立ておろしの真新しい着物▽ぴかぴかの真新しい自動車〔最新〕▽この...
あらたまる【改まる】
[意味] 新しく変わる。改善される。[英] to be renewed[使い方]〔改まる〕(ラ五)▽年が改まる▽規則が改まる[補足]◇「先生の前では改まった口調で話す」のように、態度をきちんとす...
あらためる【改める】
[共通する意味] ★旧来のものを変えてよくすること。[英] improvement[使い方]〔改良〕スル▽この製品はまだ改良の余地がある▽品種の改良▽材質を改良する〔改善〕スル▽事態の改善を図る...