いっ‐そく【一束】
1 ひとまとめにすること。また、たばねたもの一つ。ひとたば。→束 2 握りこぶしの親指を除いた指4本の幅。矢の長さの単位として用いる。 3 竹・薪・稲や紙の連などの10把(ぱ)。 4 《野菜など...
いっ‐そく【一足】
1 靴や足袋など、履き物の左右ひと組。→足(そく) 2 蹴鞠(けまり)で、1回鞠をけること。「鞠ヲ—ケル」〈日葡〉 3 わずかな足の動き。「—一刀ひるみなく、絶頂さして追ひ上ぐるは」〈浄・源頼家...
いっ‐そく【逸足】
1 足の速いこと。また、そのもの。駿足(しゅんそく)。「良駿—」 2 すぐれた能力をもっていること。また、その人。逸材。「高材—の士」
いっそく‐いっぽん【一束一本】
武家の通常の献上物で、杉原紙(すぎはらがみ)1束(10帖)と扇1本。十帖一本。
いっそく‐ぎり【一束切り】
髻(もとどり)をひと握りほどの長さに切った髪。「鎌倉中の軍勢どもが—とて髻を短くしけるは」〈太平記・一四〉