しげ‐な・い
[形]《中世・近世語》よくない。つまらない。「—・いたはむれは、せぬ事ぢゃ」〈虎明狂・若菜〉
すげ‐な・い【素気無い】
[形][文]すげな・し[ク]愛想がない。思いやりがない。そっけない。「—・く断られる」「—・い返事」 [派生]すげなさ[名]
二(に)の句(く)が継(つ)げ◦ない
次に言う言葉が出てこない。あきれたり驚いたりして、次に言うべき言葉を失う。「あっけにとられて—◦ない」
二(に)の矢(や)が継(つ)げ◦ない
続いて打つべき手段がない。「新製品は当たったものの—◦ない」
おとなげ‐な・い【大人気無い】
[形][文]おとなげな・し[ク]大人らしい思慮分別に欠けている。幼稚でみっともない。「—・いことを言う」