お‐けんつう
「けんつう」に同じ。「奥の—が、今手水(てうづ)に行ったよ」〈滑・膝栗毛・発端〉
ほっ‐けん【北絹/黄絹】
《「ほっ(黄)」は唐音》室町時代に中国の東京(トンキン)から渡来した、黄繭の糸で織った薄い平絹。ほっけんつむぎ。
けん‐も‐ほろろ
[形動][文][ナリ]《「けん」「ほろろ」はともに雉(きじ)の鳴き声。あるいは「ほろ」は「母衣打(ほろう)ち」からか。また、「けん」は「けんどん(慳貪)」「けんつく(剣突)」の「けん」と掛ける》...
けん‐のみ
「剣突(けんつく)」に同じ。「鼻声になって居る女房に—を食って、慌てて遁(にげ)込む」〈鏡花・婦系図〉
とつ【突】
[常用漢字] [音]トツ(漢) [訓]つく 1 つき出る。つく。つきあたる。「突貫・突撃・突出・突進・突入・突破/激突・衝突・猪突(ちょとつ)」 2 つき出たもの。「突端・突堤/煙突」 3 だし...