なん‐ざん【南山】
1 南の方角にある山。 2 ⇒垜(あずち) 3 《「南山の寿」から》長寿を祝うこと。
高野山。比叡山(ひえいざん)を北嶺(ほくれい)とよぶのに対する。→北嶺
中国の終南山の異称。 ...
なん‐ざん【難産】
[名](スル) 1 出産で、胎児がなかなか生まれないこと。⇔安産。 2 物事がたやすく成立しないこと。「—の末に法案が成立した」
難産(なんざん)色(いろ)に懲(こ)りず
《難産で苦しんだ女が、懲りもしないで、また色事を行う意から》苦しんだことを忘れ、懲りずにまた同じ事を繰り返すことのたとえ。喉元過ぎれば熱さを忘れる。
なんざん‐しゅう【南山宗】
中国の律宗を代表する一派。開祖は終南山に住した道宣。弟子に多くの逸材が出て長く命脈を保ち、日本には鑑真(がんじん)がその教義を伝えた。
なんざん‐だいがく【南山大学】
名古屋市昭和区にある私立大学。昭和7年(1932)設立の南山中学校に始まり、南山外国語専門学校・名古屋外国語専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。