カロリン‐しょとう【カロリン諸島】
《Caroline》太平洋西部、ミクロネシアにある諸島。ヤップ・チューク・ポンペイ・コスラエおよびパラオなどの島々が含まれ、ミクロネシア連邦およびパラオ共和国に属する。第一次大戦後から日本の委任...
ミリミクロン【(フランス)millimicron】
メートル法の長さの単位。1ミリミクロンは1ミクロンの1000分の1、1ミリメートルの100万分の1。記号mμ 国際単位系(SI)ではナノメートルを用いる。
ミクロン‐とう【ミクロン島】
《Miquelon》カナダ東部、ニューファンドランド島の南方にある島。南側のサンピエール島とともに、フランス海外領土サンピエールエミクロンに属す。ルカップ、グランドミクロン、ラングラードの三つの...
サンピエール‐とう【サンピエール島】
《L'île Saint-Pierre》カナダ東部、ニューファンドランド島の南方にある島。北側のミクロン島とともに、フランス海外領土サンピエールエミクロンに属す。漁業基地として水産加工業が行われ...
ロリシフェラ【Loricifera】
無脊椎(せきつい)動物の新動物門。デンマークのR=M=クリステンセンが1983年に発表。フランスのロスコフ、アゾレス群島、フロリダなどの海底20〜30メートルの砂中にすむ体長約230ミクロン、体...
びしょう【微小】
[共通する意味] ★非常に小さいさま。[英] microscopic[使い方]〔微小〕(名・形動)▽微小な粒子を観察する▽微小地震〔微微〕(形動(たる・と))▽微々たる勢力しか持っていない▽微々...
びび【微微】
[共通する意味] ★非常に小さいさま。[英] microscopic[使い方]〔微小〕(名・形動)▽微小な粒子を観察する▽微小地震〔微微〕(形動(たる・と))▽微々たる勢力しか持っていない▽微々...
ミクロ
[共通する意味] ★非常に小さいさま。[英] microscopic[使い方]〔微小〕(名・形動)▽微小な粒子を観察する▽微小地震〔微微〕(形動(たる・と))▽微々たる勢力しか持っていない▽微々...
きょだい【巨大】
[共通する意味] ★非常に大きなさま。[使い方]〔巨大〕(形動)▽巨大な岩が行く手をはばむ▽巨大企業〔ジャンボ〕▽ジャンボなおみやげ▽ジャンボジェット機〔マクロ〕▽マクロな視点▽マクロ経済学[使...
との
[共通する意味] ★同格・内容説明を表わす。[使い方]〔という〕▽結婚という最も決断を必要とする問題▽今度の決定に賛成できないという人は遠慮なく言ってほしい▽彼の奇行には近所の人も迷惑していると...
AST・ALT・γ-GTP検査の目的
肝臓・胆道などのトラブルをチェック AST、ALT、γ-GTPは、肝臓病や胆道系の病気を調べるための検査です。これらの検査だけで、肝臓病や胆道系の病気を診断することはできませんが、肝臓に障害があるかどうかを調べる第一段階の検査として、重要な意味をもつ検査です。いずれも採血して、血液中のそれぞれの値を計ります。 ASTは、心筋や肝臓、骨格筋、腎臓などに多く含まれているため、これらの臓器の細胞の障害は、血液中のASTにもすぐに反映されます。また、ALTは、とくに肝細胞の変性や壊死に敏感に反応します。そのため、肝臓病を診断するためには、ASTと肝臓の病変に敏感に反応するALTを必ず併せて調べることが重要になります。 γ-GTPは、肝臓では胆管系に多く分布しており、肝臓に毒性のある薬やアルコールに敏感に反応します。また、γ-GTPは胆道系酵素とも呼ばれており、黄疸の鑑別にも有効で、ASTやALTよりも早く異常値を示すため、スクリーニング(ふるい分け)検査としてよく用いられます。 ASTとALTに異常値が出た場合は、急性肝炎や慢性肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、肝臓がん、閉塞性黄疸などが考えられます。また、甲状腺機能亢進症や貧血などでも、AST・ALTが上昇します。ASTは心筋にも多く含まれているため、ASTの高値では心筋梗塞も疑われます。 ただ、両者の値は、肝細胞がどの程度壊れているかを示すものです。肝細胞の再生能力は非常に強いので、多少基準値から外れていても、壊れた分を再生できればとくに問題はありません。 また、ASTとALTは、両者のバランスを見ることも大切です。通常、ASTとALTはほぼ同じ値を示しますが、病気によってはASTとALTの比が変わってくることがあります。 γ-GTPが上昇する第1の要因は、肝臓の薬物代謝酵素が活性化していることです。 多くの薬は、肝臓のミクロゾームという部分にある薬物代謝酵素によって分解、解毒されます。γ-GTPもこの酵素の一種で、常に分解すべき物質が送り込まれていると、活性が高まり、血液中の値が上昇します。 γ-GTPの上昇にかかわる薬には、睡眠薬や抗けいれん薬のフェニトイン、鎮静薬のフェノバルビタール、糖尿病の薬、副腎皮質ホルモン薬などがあります。 また、アルコールも薬物の一種ですから、大量の飲酒を続けていると、アルコール分解酵素の活性が高まり、これを反映してγ-GTPが上昇します。 γ-GTPが上昇する第2の要因は、胆汁の停滞です。がんや胆石などで毛細胆管が圧迫されると、γ-GTPが上昇します。この傾向はASTやALTも同じなので、三者が同じように高値を示す場合は、胆道系の病気が疑われます。一方、γ-GTPだけが高値を示す場合は、第1の要因であげた薬剤性肝障害やアルコール性肝障害の可能性が高くなります。 AST、ALT、γ-GTPの検査で肝機能低下が疑われるときは、さらに詳しい検査を受けます。 肝臓病の代表ともいえる肝炎は、進行すると肝硬変、さらには肝臓がんへ発展することがあります。 AST、ALT、γ-GTPで「異常なし」の判定を受けた場合でも、大量の飲酒の習慣のある人、血糖値や血中脂質に異常がある人は、要注意です。脂肪肝が潜んでいる可能性がゼロではないからです。 脂肪肝では、とくにγ-GTPが高値を示すのですが、アルコール性肝障害でもγ-GTPが高値にならない人がおり、厚生労働省の調査によると、脂肪肝の患者のうち、γ-GTPが異常値を示したのは全体の3割強にとどまるといった報告もあります。 また本来、非アルコール性の脂肪肝は、肥満による内臓脂肪が原因で、肥満を改善したり、飲酒を制限することで回復する良性の病気です。 しかし、この脂肪肝の一部には、肝硬変に移行し、肝がんを合併する悪性のものがあります。これを非アルコール性脂肪肝炎といいます。
コレステロールの循環
コレステロールは、細胞膜の構成成分となったり、ホルモンや胆汁酸の材料となるなど、からだにとって有益なはたらきをしています。しかし、血液中のコレステロールが増えると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞など重大な病気を招く可能性が高まります。 血液中の脂質は、リポたんぱく(コレステロールや中性脂肪を芯とし、その表面が水に溶けやすいリン脂質などで覆われたもの)として存在している。その一種であるLDLは、主にコレステロールを全身に運ぶ役割を担っている。 細胞に取り込まれたLDLのコレステロールは、小胞体でACAT(アシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ)という酵素の作用でコレステリルエステルに変換され、貯蔵される。また、遊離コレステロールに変換されてホルモン合成に利用される。 利用されないコレステロールはHDL(リポたんぱくの一種)に取り込まれて肝臓に運ばれる。また、HDLは血中LDLからもコレステリルエステルを受け取る。 全身の細胞から運ばれてきたLDLとHDLは、肝臓の細胞内に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用される。 腸管で吸収された脂質はキロミクロン(リポたんぱくの一種)としてリンパ液・血液を流れるが、その後、肝臓の細胞に取り込まれ、リポたんぱくとして再利用。