さん‐ぶ【三部】
1 三つの部分。三つの部門。 2 密教で、胎蔵界を分けた、仏部・蓮華部・金剛部。また、金剛界・胎蔵界・蘇悉地(そしつじ)。台密では胎蔵界・金剛界・胎金合部。 3 「三部経」の略。 4 漢方で、3...
さんぶ‐かい【三部会】
フランスの中世末から絶対王権確立期までの身分制議会。聖職者・貴族・平民の三身分の代表者から構成され、全国三部会と地方三部会に分けられる。全国三部会は1615年以降は招集されず、1789年5月に再...
さんぶかなしょう【三部仮名鈔】
鎌倉時代の仏教書。向阿証賢(こうあしょうけん)著。元亨年間(1321〜1324)成立。「帰命本願鈔」3巻・「西要鈔」2巻・「父子相迎」2巻の総称。和文で、浄土宗の教義を説く。
さんぶ‐がっしょう【三部合唱】
三つの声部からなる合唱。
さんぶ‐きょう【三部経】
それぞれの立場で最も尊重する経典三部を選んだもの。浄土三部経は、無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。法華三部経は、無量義経・法華経・観普賢経。大日三部経は、大日経・金剛頂経・蘇悉地(そしつじ)経。弥...