かりぎぬ‐そうぞく【狩衣装束】
狩衣に狩袴(かりばかま)または指貫(さしぬき)、烏帽子(えぼし)などをつけた服装。「皆出で立ちて、—をして」〈宇津保・吹上上〉
かろ‐がろ【軽軽】
[副]「かるがる」に同じ。「綿入(わたいれ)一枚の出で立ちさえ—とした快い感じを添える」〈漱石・趣味の遺伝〉
くわ・し【細し/美し】
[形シク]繊細で美しい。こまやかで美しい。「走り出の宜しき山の出で立ちの—・しき山ぞ」〈万・三三三一〉
こと‐がま・し【事がまし】
[形シク]仰々(ぎょうぎょう)しい。ことごとしい。大げさだ。「その体(てい)—・しく出で立ちたり」〈曽我・九〉
さき【崎/岬/埼/碕】
《「先」と同語源》 1 海に向かって突き出ている陸の先端。みさき。「御前(おまえ)—」「妹と来し敏馬(みぬめ)の—を」〈万・四四九〉 2 山や丘が平地に突き出た先端。山の鼻。「玉桙(たまほこ)の...