あま‐さえ【剰へ】
[副]《「あまっさへ」の促音の無表記》「あまつさえ」に同じ。「—うき恥の限りこそ見せつれ」〈落窪・四〉
あまっ‐さえ【剰へ】
[副]《「あまりさえ」の音変化》 1 「あまつさえ」に同じ。「中納言、大納言に経(へ)あがって—丞相(しょうじょう)の位に至る」〈平家・一〉 2 驚いたことに。事もあろうに。「判官—封をもとかず...
あまつ‐さえ【剰え】
[副]《「あまっさへ」の「っ」を、促音でなく読んでできた語》別の物事や状況が、さらに加わるさま。多く、悪い事柄が重なるときに用いる。そのうえ。おまけに。「吹雪は止まず、—日も暮れてしまった」
あまり‐さえ【剰へ】
[副]《「さえ」は副助詞》「あまつさえ」に同じ。「—疫癘(えきれい)うち添ひて」〈方丈記〉
じょう【剰〔剩〕】
[常用漢字] [音]ジョウ(呉) [訓]あまる あまつさえ あまる。あまり。「剰余/過剰・余剰」 [名のり]のり・ます
あまつさえ【▲剰え】
⇒おまけに(御負けに)
じょういん【冗員・剰員】
従業員の冗員を減らすdismiss [cut back on] supernumerary [superfluous] employees
じょうよ【剰余】
1〔余分の量・額〕a surplus;〔残り〕the remainder;〔残額〕a balance2〔数学で〕a residue剰余価値〔経済で〕surplus value剰余金〔会計で〕a ...
じょうよかち【剰余価値】
〔経済で〕surplus value
じょうよきん【剰余金】
〔会計で〕a surplus (fund)剰余金を次会計年度に回すことが認められているThe surplus may be carried over to the next fiscal year.