げん‐けい【原形】
もとのかたち。変化する前のかたち。「—に復する」「—を保つ」
げんけい‐しつ【原形質】
細胞の生きている部分を構成し、生命活動の基礎となっている物質。核と細胞質からなり、細胞膜に包まれ、全体としてコロイド状を呈する。
げんけいしつ‐うんどう【原形質運動】
植物細胞・原生動物細胞の原形質流動や、変形菌の変形体の運動などの、細胞内の運動の総称。鞭毛(べんもう)運動や繊毛運動も含む。
げんけいしつ‐たい【原形質体】
⇒プロトプラスト
げんけいしつ‐ぶんり【原形質分離】
植物細胞を浸透圧の高い溶液中に入れると、細胞内の水分が外部に滲出(しんしゅつ)するため原形質が収縮し、細胞壁から分離する現象。