なげき【嘆き/歎き】
《「長息(ながいき)」の音変化》 1 深く悲しむこと。悲しみにひたること。「—に沈む」「—のあまり病に伏す」 2 ある物事に対して、悲しみ憤ること。「物価高にあえぐ国民の—」 3 思い通りになら...
なげき‐あか・す【嘆き明かす】
[動サ五(四)]嘆いて夜を明かす。嘆きながら月日を送る。「死を悼み—・す」
なげき‐あま・る【嘆き余る】
[動ラ四]嘆いても嘆ききれない。嘆きの思いがあふれて外に表れる。「—・り知らせそめつる言の葉も思ふばかりは言はれざりけり」〈千載・恋一〉
なげき‐かなし・む【嘆き悲しむ】
[動マ五(四)]悲しく思い、心が痛む。「友人の死を—・む」
なげき‐くら・す【嘆き暮らす】
[動サ四]一日中嘆いて送る。嘆きながら月日を送る。「—・したる夕暮れ、常よりも面影におぼえ給へ」〈成尋母集・詞書〉