てん‐し【天使】
1 天界にあり、神の使者として人間に神意を伝えたり、人間を守護したりすると信じられるもの。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教などにみられる。エンゼル。 2 心の清らかな、やさしい人のたとえ。「白衣...
てんし【天使】
三好徹による短編小説のシリーズ名。一匹狼の新聞記者を主人公とするハードボイルド作品。「汚れた天使」「天使の葬列」「黒い天使」など、いずれの作品もタイトルに「天使」を含む。
てんしがきえていく【天使が消えていく】
夏樹静子の長編推理小説。「天使が消えてゆく」のタイトルで、昭和44年(1969)の第15回江戸川乱歩賞に応募。最終候補作となり、翌年、現タイトルに改題して刊行。
天使(てんし)が通(とお)る
《(フランス)Un ange passe.》会話や座談がとぎれて、一座の者が黙り込むことをいうフランスのことわざ。
てんしたちのたんてい【天使たちの探偵】
原尞の短編推理小説集。平成2年(1990)刊行。未成年者が関わる六つの事件を描く。第9回日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞受賞。