ぞん‐じ【存じ】
知っていること。承知していること。「結果は御—の通りです」→御存じ
ぞんじ‐あ・げる【存じ上げる】
[動ガ下一][文]ぞんじあ・ぐ[ガ下二]「知る」「思う」の意の謙譲語。「お名前は—・げております」「御清祥にてお過ごしのことと—・げます」
ぞんじ‐がけな・い【存じ掛け無い】
[形][文]ぞんじがけな・し[ク]「思いがけない」の意の謙譲語。「まったく—・いことでございまして」
ぞんじ‐つき【存じ付き】
気づいたこと。思いつき。「私の—を申しませうか」〈虎寛狂・鬮罪人〉
ぞんじ‐つ・く【存じ付く】
[動カ五(四)]「思いつく」「気づく」の意の謙譲語。「火中に投没いたし候えば、則ち火気に化し、発響致候より、はからず—・き候」〈魯文・安愚楽鍋〉