けい‐しつ【形質】
生物のもつ形態や生理・機能上の特徴。遺伝によって表現型として次の世代に現れる性質。
けいしつ‐さいぼう【形質細胞】
脾臓(ひぞう)・リンパ節・骨髄・結合組織に分布するリンパ球に似た細胞。楕円形で、抗原の刺激により抗体を生産する。プラスマ細胞。
けいしつ‐てんかん【形質転換】
ある系統の細菌から抽出したDNAを、他の系統の細菌の培養液中に加えて取り込ませると、取り込んだ細菌の遺伝形質が供与菌のほうの形質に変化する現象。
けいしつ‐どうにゅう【形質導入】
ある系統の細菌の遺伝形質の一部がバクテリオファージによって他の系統の菌に運び込まれる現象。
けいしつ‐はつげん【形質発現】
生物で、DNA(デオキシリボ核酸)の遺伝情報が細胞の形質や機能として現れてくること。