お‐さん【御三/御爨】
1 台所で働く下女の通称。おさんどん。「台所にては—が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉 2 台所仕事。おさんどん。「—もする、お針もする」〈蘆花・思出の記〉 [補説]貴族の屋敷の奥向き「御...
お‐さんかた【御三方】
三人を敬っていう語。「ゲストの—に話を伺う」
お‐さんじ【御三時】
午後3時ごろに食べる間食。おやつ。
おさん‐どん【御三どん】
《「どん」は接尾語》「御三(おさん)」に同じ。
ご‐さんきょう【御三卿】
徳川将軍家の一族で、田安・一橋・清水の三家をさす。田安は8代将軍吉宗の子で宗武、一橋は同じく宗尹(むねただ)、清水は9代将軍家重の子で重好に始まる。三卿。