ぬる‐び【微温火/緩火】
火気の弱い火。とろ火。「箱火鉢には、—に大きな土瓶が掛かっている」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
ぬるま【微温】
1 ぬるいこと。「—になって居るが、この番茶を替りに」〈円朝・真景累ヶ淵〉 2 「ぬるま湯」の略。 3 愚鈍なこと。のろま。「兄貴は知れた—殿」〈浄・盛衰記〉
ぬるま‐ゆ【微温湯】
1 ぬるい湯。ぬるゆ。びおんとう。 2 刺激や緊張のない境遇や生活。「—の暮らしから抜け出す」
微温湯(ぬるまゆ)につか・る
安楽な現状に甘んじて、のんきに過ごす。「長期政権のもとで—・る」
ぬる‐み【温み/微温み】
1 《動詞「ぬるむ」の連用形からか》 ㋐なまあたたかいこと。ぬるいこと。また、その程度。「どこか底に—を持った風が額に当る」〈鴎外・魔睡〉 ㋑ぬるま湯。「—汲みとり用意の気付け」〈浄・朝顔話〉 ...
ぬるまゆ【▲微▲温湯】
〔ぬるい湯〕lukewarm [tepid] water彼は副支配人の地位というぬるま湯に漬かっていたHe was content with the comfortable post of as...
びおん【微温】
微温的 〔徹底しない〕lukewarm;〔良くも悪くもない〕indifferent;〔手ぬるい〕lax今までの策はあまりにも微温的だったThe measures we have taken ha...
びおんてき【微温的】
〔徹底しない〕lukewarm;〔良くも悪くもない〕indifferent;〔手ぬるい〕lax今までの策はあまりにも微温的だったThe measures we have taken have ...