しん‐ぼう【心房】
心臓の上方を占める薄い筋肉でできている部屋。両生類以上の高等動物では隔壁によって左心房・右心房に分かれる。
しんぼう‐さいどう【心房細動】
心房が不規則に興奮する状態。心臓病・絶対性不整脈などの際にみられる。
しんぼうせい‐ナトリウムりにょうペプチド【心房性ナトリウム利尿ペプチド】
心房から分泌されるホルモン。ナトリウム排泄(はいせつ)増加を伴う利尿をもたらす。血管を拡張する作用もあり、体液量や血圧の調節に重要な役割を果たすことから、心不全の診断・治療薬として利用される。A...
しんぼう‐ちゅうかく【心房中隔】
心臓の右心房と左心房の間を隔てる筋肉の壁。
しんぼうちゅうかくけっそん‐しょう【心房中隔欠損症】
心臓の右心房と左心房の間にある心房中隔に穴が開いている病気。乳幼児期に自然に閉じることが多いが、穴が大きく肺や心臓への負担が大きい場合は手術が必要となる。