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辞書
さん‐ちゃ【散茶】
1 茶の葉をひいて粉にしたもの。ひき茶。抹茶。 2 煎じたての香りのいい茶。煮端(にばな)。出ばな。 3 「散茶造り」の略。 4 「散茶女郎」の略。
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
江戸時代、江戸吉原の遊女の階級の一。太夫・格子女郎の次で、埋め茶女郎の上位。安永(1772〜1781)ごろ、太夫・格子が絶えてからは最上位。のち、呼び出し・昼三(ちゅうさん)・付け回しに分かれた。
さんちゃ‐づくり【散茶造(り)】
元禄(1688〜1704)ごろから見られる、江戸の遊郭新吉原の店の構え方。局店(つぼねみせ)を広く構え、大格子をつけ、庭も広くとった。