しょう‐ふう【松風】
松に吹く風。松籟(しょうらい)。松韻(しょういん)。まつかぜ。
まつ‐かぜ【松風】
1 松に吹く風。松籟(しょうらい)。 2 茶の湯で、釜の湯の煮え立つ音。 3 和菓子の一。小麦粉に砂糖を加えて溶き、平たく焼いて、表に砂糖液を塗りケシ粒やゴマを散らしたもの。 [補説]作品名別項...
まつかぜ【松風】
謡曲。三番目物。観阿弥作、世阿弥改作。古今集などに取材。昔、在原行平に恋をした須磨の海女(あま)の姉妹、松風と村雨の霊が現れ、思い出を語って狂おしく舞う。 箏曲(そうきょく)。山田流。初世中...
まつかぜ‐そう【松風草】
ミカン科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。葉は倒卵形の小葉からなる羽状複葉で、匂いがある。秋、白い小花を円錐状につける。
まつかぜ‐つき【松風月】
陰暦6月の異称。