い‐こく【異国】
外国。異邦。とつくに。「—の土となる」
いこくけいご‐ばんやく【異国警固番役】
鎌倉時代の御家人役の一。文永8年(1271)以後、元の来襲に備えた北九州沿岸防備の軍役。九州の御家人に対して鎌倉大番役・京都大番役を免除する代わりに課した。異国警固役。
いこく‐しゅみ【異国趣味】
1 外国の風物にあこがれ、そこから感じられる趣を好むこと。 2 外国の人物・事象に取材して、芸術的効果を上げる手法。エキゾチシズム。
いこく‐じょうちょ【異国情緒】
《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「—を味わう」
いこく‐じょうちょう【異国情調】
外国の風物がつくり出す雰囲気。異国情緒。 [補説]昭和前期まで「異国情調」が、昭和後期からは「異国情緒」が一般に使われだした。