しら‐たえ【白妙/白栲】
「しろたえ」に同じ。「仏すらみかどかしこみ—の波かきわけて来ませるものを」〈日本紀竟宴和歌〉
しろ‐たえ【白妙/白栲】
1 カジノキやコウゾの皮の繊維で織った白い布。しらたえ。「—に舎人(とねり)よそひて」〈万・四七五〉 2 (白妙)白。白い色。しらたえ。「梅が枝に鳴きて移ろふうぐひすの羽—に沫雪(あわゆき)そ降...
しろたえ‐ぎく【白妙菊】
キク科の多年草。茎と葉は白い綿毛で覆われる。5〜9月ごろ、黄色い頭状花がいくつもかたまって咲く。地中海沿岸地方の原産。花壇などに植える。ダスティミラー。セネシオ。《季 春》
しろたえ‐の【白妙の】
[枕] 1 衣・布に関する「衣」「袖(そで)」「袂(たもと)」「たすき」「紐(ひも)」「領布(ひれ)」などにかかる。「—袖ひつまでに泣きし思ほゆ」〈万・二五一八〉 「—紐をも解かず一重結ふ帯を三...