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あらたま
斎藤茂吉の第2歌集。大正10年(1921)刊。大正2年(1913)から大正6年(1917)にかけての作品、746首を収める。
あら‐たま【粗玉/新玉/荒玉/璞】
1 掘り出したままで、まだ磨いていない玉。 2 その真価や完成された姿をまだ発揮していないが、素質のある人。「爺いさんの記憶にあるお玉の姿は、まだ—の儘(まま)であった」〈鴎外・雁〉 3 (新玉...