き‐ら【綺羅】
《「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意》 1 美しい衣服。羅綺。「—をまとう」 2 外見が華やかなこと。また、うわべを装い飾ること。「—を張る」「—を競う」 3 栄華をきわめること。権勢の...
きら‐ぼし【綺羅星/煌星】
《「綺羅、星の如し」からできた語》きらきらと光り輝く無数の星。地位の高い人や明るいものが多く並ぶようすのたとえ。「—のごとく並ぶ各国の元首」
綺羅(きら)を飾(かざ)・る
1 華やかに装う。「—・った宴の出席者たち」 2 体裁をつくる。見えを張る。「侍の—・りいかめしく横たへし大小」〈浄・妹背山〉
綺羅(きら)を磨(みが)・く
衣服や調度の技巧を凝らしてりっぱにする。「播磨米(はりまよね)は砥草(とくさ)か、むくの葉か、人の—・くは」〈平家・一〉